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是枝裕和監督『真実』日本語吹替声優は宮本信子、宮崎あおい、佐々木みゆ

2019年09月20日 18:30  CINRA.NET

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左から是枝裕和監督、宮本信子、宮崎あおい ©2019 3B-分福-MI MOVIES-FRANCE 3 CINEMA
是枝裕和監督の新作映画『真実』の日本語吹替版キャストが発表された。

10月11日から公開される同作は、『万引き家族』で『第71回カンヌ国際映画祭』パルムドールを受賞した是枝監督にとって初の国際共同製作映画。国民的大女優ファビエンヌによる自伝本『真実』の出版祝いに集まった家族たちが、母と娘の間に隠されたある「真実」を知ることになるというあらすじだ。ファビエンヌ役にカトリーヌ・ドヌーヴがキャスティングされているほか、ファビエンヌの娘リュミール役のジュリエット・ビノシュ、リュミールの夫ハンク役のイーサン・ホークらが共演。

日本語吹替を担当するのは、宮本信子、宮崎あおい、『万引き家族』にも出演した子役の佐々木みゆ。宮本信子はカトリーヌ・ドヌーヴ演じるファビエンヌ、宮崎あおいはジュリエット・ビノシュが演じるリュミール、佐々木みゆはリュミールの娘・シャルロット役を演じる。日本語吹替版は字幕版と同日の10月11日から劇場公開される。

■是枝裕和監督のコメント
宮本さんの凛とした声と、背筋のピンとした佇まいは、まさにカトリーヌさんにぴったり重なると思いましたし、宮崎さんは声のお仕事もご一緒させて頂いたことがあるのですが、その繊細な表現力はもう、唯一無二だと思ってましたので、ビノシュさんとの年齢差は気になりませんでした。ダメ元で僕から提案したお二人が、お二人とも、思いがけずお引き受け頂けて、監督としてこんなに嬉しいことはありません。もう一つの『真実』に出会うのを僕自身楽しみにしています。

■宮本信子のコメント
洋画の吹き替えは初めての事なので、出来るかどうかとても不安で正直悩みました。でも是枝監督からお声掛け頂いたのですから、受けて立たなくては宮本信子はダメだわ!と思いまして。「どうなるか分かりませんが、一生懸命やらせていただきます」とお伝えさせていただきました。真実は一つではないですし、それを『一つであるべきだ』ではなく、色んな風に見られるんだよと言ってくれるような作品だと思います。

■宮崎あおいのコメント
初めてのことに、何をどうしたら良いのか不安いっぱいでスタジオに入ったのですが、始まってみたらとても楽しく…自分がジュリエット・ビノシュになったかのような幸せな錯覚を味わいながらの贅沢な時間でした。
また新しい形で是枝監督の作品に関わらせていただけたこともとても嬉しかったです。

■佐々木みゆのコメント
吹き替えのお仕事をするのは私のあこがれだったので、是枝監督からお話をもらったときはとてもうれしくて不思議だなーと思いました。初めてなので、さいしょはちゃんとできるかな?と心配だったけど、シャルロットちゃんの役ができるチャンスは一回しかないからぜったいやります!と言いました。夢がかなって、今もとても幸せな気持ちです。
シャルロットちゃんは明るくて元気な女の子なので、吹き替えのときもたくさん笑って楽しかったです。