是枝裕和監督の新作映画『真実』の本予告編が公開された。
10月11日から公開される同作は、『万引き家族』で『第71回カンヌ国際映画祭』パルムドールを受賞した是枝監督にとって初の国際共同製作映画。国民的大女優ファビエンヌによる自伝本『真実』の出版祝いに集まった家族たちが、母と娘の間に隠されたある「真実」を知ることになるというあらすじだ。ファビエンヌ役にカトリーヌ・ドヌーヴがキャスティングされているほか、ファビエンヌの娘リュミール役のジュリエット・ビノシュ、リュミールの夫ハンク役のイーサン・ホークらが共演。
本予告編には、『第76回ヴェネチア国際映画祭』のレッドカーペットに登場した是枝裕和監督、リュディヴィーヌ・サニエ、クレモンティーヌ・グルニエ、マノン・クラヴェル、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュらの姿や、公式上映後のスタンディングオベーションの光景、「彼女は何を書き、何を書かなかったのか」というテロップ、自伝本『真実』を読み終えたリュミールが「ママ、これのどこが“真実”よ」とファビエンヌに詰め寄る場面、ファビエンヌがリュミールに「良い母になるより女優を選んだの」と言い放つ場面などが映し出されている。