『デスパレートな妻たち』のリネット役で知られる女優のフェリシティ・ハフマン(56)。彼女は今年3月に不正入学スキャンダルで起訴されていたが、現地時間13日に禁錮14日の実刑が下った。加えて12か月の保護観察処分と3万ドル(約320万円)の罰金、250時間の社会奉仕活動が言い渡された。
長女ソフィアさん(19)のSAT(大学進学適性試験)スコアを水増しするため1万5000ドル(約160万円)を架空のチャリティー団体に支払い、
不正入学に関わったとして今年3月に起訴されていた女優フェリシティ・ハフマン。4月に罪を認める声明文を出し、5月にボストン連邦裁判所に出頭したフェリシティに対し、検察側は4か月の禁錮と2万ドル(約220万円)の罰金、そして12か月の保護観察処分を求めていた。
そして迎えた現地時間13日、フェリシティに禁錮14日の実刑が下った。ボストン連邦裁判所は、加えて12か月の保護観察処分と3万ドル(約320万円)の罰金、250時間の社会奉仕活動判決を言い渡した。
夫で俳優のウィリアム・メイシー(69)とともに出頭したフェリシティは夫や2人の娘達に謝罪したうえで、
「自分自身の行為を、心から深く恥じています。」
と述べたという。
夫と手をつなぎ裁判所を後にしたフェリシティは、のちにメディアに向け声明文を発表。そこには、
「自分の犯した罪を言い訳することも、また正当化するつもりもありません。」
「娘や夫、家族、そして教育コミュニティーに対し、もう一度謝罪いたします。中でも大学入学を目指し日々努力を重ねる学生の皆さん、そして多大な犠牲を払い我が子をサポートする保護者の皆さんには、心からお詫び申し上げます。」
「これからはの私は、より正直に生き、娘達や家族のよき手本となり、私を必要としてくださる場所に時間とエネルギーを注いでいく所存です。家族や友人、そしてコミュニティーの皆さんに、私の犯した罪をゆるしていただける日が来ることを願っています。」
と綴られていた。
フェリシティは来月25日に刑務所への入所を命じられている。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)