1993年にアメリカで成立した「家族・医療休暇法(Family and Medical Leave Act)」は連邦レベルで仕事と家庭生活の両立を支援する制度で、出産の際には12週間までなら休業しても雇用が保証されることが明記されている。しかしこれは無給休暇であり、医療費も高額なことから出産ギリギリまで働く母親も少なくなく、出産翌日には退院して翌週には仕事に復帰という非常に逞しい母親がいるもの事実である。そんなアメリカから、出産予定日2週間前だった教師が学校で陣痛を起こし、病院まで待てずに出産してしまったという驚きのニュースが届いた。
米コロラド州デンバー在住のリンジー・アグバロクさん(Lindsay Agbalokwu)は、コンサバトリー・グリーン・ミドルスクール(DSST: Conservatory Green Middle School)で小学校6年生を担任する教師である。1児の母で9月17日が出産予定だったリンジーさんは3日の朝、お腹に少し痛みを感じたがそれが陣痛だとは思わずいつも通りに出勤した。
画像は『Denver7 2019年9月8日付Facebook「A Denver teacher started the school year with new life -- as in, she actually gave birth on the sidewalk outside the school building.」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 A.C.)