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チョ・ジヌンがリュ・ジュンヨルに尋問を始める 『毒戦 BELIEVER』本編映像公開

2019年09月13日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 10月4日に全国公開される『毒戦 BELIEVER』より、本編映像が公開された。


 本作は、ジョニー・トー監督の『ドラッグ・ウォー 毒戦』の韓国リメイク版。『お嬢さん』『親切なクムジャさん』のチョン・ソギュンが脚本を手がけた。


 巨大麻薬組織に君臨し、その悪名を轟かせているにも関わらず、誰ひとり本名も経歴も、顔さえ知らない麻薬王“イ先生”。麻薬取締局のウォノ刑事(チョ・ジヌン)は、組織壊滅のため長年イ先生を追っているが、いまだにその尻尾すら掴めない。ある日、麻薬製造工場が爆破され、事故現場から1人の生存者・ラク(リュ・ジュンヨル)が発見される。ウォノ刑事は組織に見捨てられたという青年・ラクと手を組み、大胆かつ危険極まりない筋書きによる、組織への潜入捜査を決意する。


【動画】『毒戦 BELIEVER』本編映像


 公開された本編映像では、工場の爆破により母親を亡くしたラクに対し、ウォノ刑事が、取調室で尋問を始めるシーンが展開。母親の遺体の傍らに佇み、母親の所持品も見ようとみせず、黙ったままのラク。“イ先生”への手がかりになりうるかもしれないと、ウォノ刑事はときに親しげに、ときに声を荒げ、詰め寄ろうとするが、ラクは終始無言を貫く。しかしウォノ刑事のある一言によってラクの表情が変わっていく。


 イ・ヘヨン監督は「原作がハードボイルドの権化みたいな感じだとすれば、私はハードボイルドな土台の上にウェットさを加えたかった。あるシーケンスでは湿度を上げてもっとベタベタと粘ついた感じで、別のシーケンスでは湿度を上げて情緒に満ちてしっとりした感性で」と2人の出逢いの場面の独特の空気感を振り返っている。


(リアルサウンド編集部)