ツナグ働き方研究所は9月12日、「アルバイト採用ブランド力」の調査結果を発表した。調査は今年4月にインターネットで実施し、アルバイト・パートとして求職経験が2年以内にある求職者または現就業者で、全国の学生149人から回答を得た。
1位は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」だった。2位は「東京ディズニーリゾート」がランクイン。2社は昨年から順位が逆転し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが初の1位となった。
トップ5には無印良品、GU、イオンも入る
2社に対しては、
「楽しそうだから」
「一度は経験してみたい」
「教育がしっかりしている印象。学べることが多そう」
といった意見が寄せられた。非日常的な空間で働けることも魅力のようで、USJについては「ユニバが好きで世界観等も楽しめるから」という声も出ていた。
3位は「無印良品」、4位は「GU」、5位には「イオン」が入った。「商品が好き」、「クレームをつけるお客が少なそう」、「飲食より身だしなみに対して厳しくなさそう」という回答があった。
業界別では、2年連続で「テーマパーク」が1位。ここでも人気の高さが窺える結果となった。2位は「日用品・生活雑貨」、3位は「100円均一」となった。昨年度2位の「カフェ・喫茶」は12位と順位を大きく下げた。
回答者にアルバイト先を探すときに重視する項目を聞くと、最も多かったのは「仕事内容に興味がある・自分でも働くことができそう」(84.6%)だった。以降、「通いやすい場所にある」(81.9%)、「時間の融通が利きそう」(79.9%)、「安心して働けそう」(79.9%)と続く。アルバイトを学生期間にしか経験しない人も多く、せっかくなら「仕事内容」で選ぶという人が多いことがうかがえた。