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自転車王国オランダで生まれた定額制自転車乗り放題サービス「Swapfiets」

2019年09月13日 06:01  Techable

Techable

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蘭アムステルダムで2015年に創設された「Swapfiets(スワップ・フィッツ)」は、定額制の自転車乗り放題サービスだ。

アムステルダム、ロッテルダム、ハーグ、ユトレヒトなど、自転車大国として知られるオランダの主要都市のほか、ベルギーの首都ブリュッセル、デンマークの首都コペンハーゲン、ドイツのミュンヘン、ブレーメンなど、欧州3カ国38都市で展開している。・自転車を所有することなく、日常的に利用できる定額制サービス「Swapfiets」は、月額利用料を支払うことで、自転車をいつでも好きなだけ快適に利用できるのが特徴。

ユーザー登録すると、鮮やかなブルーの前輪が印象的な専用自転車が指定場所に無料で配送され、ユーザーはこれを自由に利用できる。

また、年中無休で午前8時から午後10時までの間、カスタマーサービスに対応。

自転車に何らかの不具合があれば、1営業日以内に無償で担当者が駆けつけ、その場で修理してくれるか、故障のない自転車と交換してもらえるのも利点だ。

専用アプリを使って、自転車の不具合の状況や現在地などを入力し、修理や交換を依頼することもできる。・月額利用料は16.50ユーロから「Swapfiets」の月額利用料は、自転車の機種や利用地域によって異なり、オランダでは、標準モデルで16.50ユーロ(約1960円)、7段変速モデルで19.50ユーロ(約2320円)で設定。

自転車を所有することなく、日常的に利用したい欧州のユーザーから人気を集めている。(文 松岡由希子)

Swapfiets