「Kimono」というネーミングが大バッシングを受け、急遽商品名を「SKIMS」に改称したキム・カーダシアン。現地時間10日にはそのボディシェイプインナーがついに販売開始となり、芸能情報サイト『TMZ』はわずか数分のうちに200万ドル(約2億1500万円)近い売り上げを記録したと報じた。
今年6月に自身の手がけたボディシェイプインナーのコレクションを発表するも、
「Kimono Solutionwear」(キモノ・ソリューションウェア)と名付けようとしたことで大炎上したキム・カーダシアン。その2か月後には新たな名前が「SKIMS Solutionwear」(スキムス・ソリューションウェア)に決まり、キムは今月10日に発売が開始されることをSNS上で告知していた。
XXS~5XLと幅広いサイズ展開に加え、スキンカラーに見合った豊富なカラーチョイス、また用途に合わせたユニークなデザインで、
「こういう商品をずっと待ってた!」
「これはありそうでなかったアイディアだわ」
と発売前から注目を集めた「SKIMS Solutionwear」。発売開始当日は販売ページへのアクセスが殺到しウェブサイトがクラッシュ、販売開始時間を1時間遅らせなければならないというハプニングに見舞われる盛況ぶりだったという。
関係者が芸能情報サイト『TMZ』に明かしたところによれば、この日のために数千点用意されていた商品はその多くが瞬く間にソールドアウトとなり、キムはわずか数分間のうちに200万ドル(約2億1500万円)近くを売り上げたそうだ。
業界大手の「SPANX」(スパンクス)でさえも、初年度の売り上げは400万ドル(約4億300万円)だったというから、キムはその半分近い利益をわずか数分のうちに達成してしまったことになる。業界関係者はその売れ行きを「前代未聞」と高く評価しているようだ。
在庫切れの状態についてはキムが自身のSNSで「現在スタッフが昼夜を問わず対応中」と明かしており、
「みんながいつでも『SKIMS』のアイテムにアクセスできる状態にもっていけることが私の目標よ」
と綴っている。またこのたびの素晴らしい業績には、
「想像を絶する結果にビックリしているわ。本当にありがとう!」
「みんなが『SKIMS』を着たところを見るのが待ちきれない。」
と歓喜していた。
これまで香水やコスメなど数多くの商品を手がけ、数々の神話を生み出してきたキム・カーダシアン。とりわけボディシェイプインナーに関しては「かれこれ15年間ずっと温めてきたアイディア」だと明かしていただけに、「前代未聞」の売り上げには喜びもひとしおだろう。「ただの成り上がり」「何の才能もないくせに」と嘲笑していたアンチ派も、そろそろ鳴りを潜める頃かもしれない。
画像は『Kim Kardashian West 2019年9月11日付Instagram「Wow!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)