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キアヌ・リーブス、きゃりーと“忍者ポーズ”も照れ笑い 来日ジャパンプレミア

2019年09月11日 13:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

忍者の印を結ぶポーズをとるキアヌ・リーブスときゃりーぱみゅぱみゅ
キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」を演じるシリーズ3作目、映画『ジョン・ウィック:パラベラム』(10月4日公開)を引っ提げて、俳優キアヌ・リーブス(55)とチャド・スタエルスキ監督(50)が来日し、10日に都内劇場で開催されたジャパンプレミアに出席した。同作では劇中曲としてきゃりーぱみゅぱみゅの『にんじゃりばんばん』が起用されているが、プレミアにはきゃりーも忍者風ドレスで登場。キアヌが「忍者ドレス、ファンタスティック!」と声をかけたり、みんなで忍者の印を結ぶポーズをとる場面もあった。

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俳優キアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキ監督が客席扉から現れると、意外な場所からの登場に驚いたファンから大きな歓声があがった。ファンたちが「キアヌー!」と叫んで興奮するなか、客席通路を通ってステージに上がったキアヌは、「ハロー! トーキョー! コンバンハー!」と呼びかけて、「『ジョン・ウィック:パラベラム』ジャパンプレミアへようこそ」と話してから、また日本語で「ドウモアリガトウゴザイマシタ」と挨拶した。


劇中に『にんじゃりばんばん』が起用されたきゃりーぱみゅぱみゅが、このプレミアのために用意した忍者風ドレスを着て登場し、初対面となるキアヌとスタエルスキ監督に花束を渡した。


キアヌは「本当にお会いできて素晴らしいです。きゃりーさんの作品も拝見していますが、興味深いし、素晴らしいエンタメでありながら哲学やハートがこもっているように感じました」ときゃりーを評価。スタエルスキ監督は「“ジョン・ウィック”ワールドの一部になってくれてありがとう。素晴らしい作品を使わせていただいてスーパーハッピーです」ときゃりーに伝え、『にんじゃりばんばん』起用について「楽しくてハッピーになるような曲を探していました。(同曲が流れるシーンに登場する)マーク・ダカスコスのキャラクターにぴったりの曲だと思いました。それで曲を入れてみんなで観て『パーフェクトだね。マジックだ』と…」とかなりイメージ通りに仕上がったという。


一足先に同作を観たきゃりーは「もちろんアクションもとても格好良かったんですが、今回は日本をモチーフにしている部分がたくさん出てくるのでそこも注目して観て欲しいなと思います」とアピール。スタエルスキ監督は「キアヌも僕も、黒澤(明)映画や侍、チャンバラ映画が大好き。日本の漫画もアニメも大好きで武士道にも感銘を受けている。日本の文化の味わいにも興味がある」と日本通のようで、キアヌも「僕たちが受けた素晴らしい影響や情熱を、逆に作品として皆さんにお返しできるのはとても嬉しい」と頬を緩めた。


プレミアイベントでは忍者・弥圓佐助さんが登場、同作の大ヒット祈願としてキアヌらが忍者の印を結ぶことに。左手が刀のサヤ、右手の指が刀を表すポーズで手を組み、「ワン、ツー、スリー…」と今回英語でカウントするも、キアヌはキョトンとしていたが、「ナイン」とカウントして「エイ!」と掛け声を発する場面ではキアヌも真剣な面持ちになり、会場にきらびやかなテープが一斉に放たれた。フォトセッションで忍者の印を結ぶポーズを求められると、キアヌは応じたものの日本での“忍者体験”にすぐに照れ笑いを浮かべていた。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)