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20代の経理職が会社を辞める理由1位「人間関係」――「マネージャーとまともなコミュニケーションが取れない」という声も

2019年09月11日 07:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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人材会社のMS-Japanは9月10日、「20代経理の『本音の退職理由』」の調査結果を発表した。調査は今年4~6月、同社の人材紹介事業を利用する20代の経理求職者を対象に実施。137人から回答を得た。

20代の経理の「本音の退職理由」ランキング1位は、「人間関係」(27%)となった。20代は、上司や先輩に業務を教わる機会が多く、人間関係も濃くなりやすい。 また、経理職は営業職などの他の職よりも異動が少ないため部署内の人間関係が重要になってくる

「責任ある業務にも関わらずそれに見合った給与がもらえていない」

人間関係でやめたという人からは、

「直属の上司との相性が悪い」
「オーナー企業であり、代表の考えについていけない」
「50代のお局が原因で部署の雰囲気が悪く居づらい」
「同僚との関係悪化」
「マネージャーとまともなコミュニケーションが取れない」

といった意見が寄せられた。

2位は「スキルアップ」(22%)。経理職は、会社の規模やステージ等によって携われる業務がある程度決まっていることが多い。もし他の経理スキルを身に付けたいならば、退職・転職をするという選択になりやすい。実際に、「上場企業の経理に携わりたい」、「経理業務の中でも、管理会計にチャレンジしたい」などの声が挙がった。

3位は「給与アップ」(9%)だった。経理職にかかわらず上位に来る理由の一つだ。また、「評価をされ責任のある経理業務を任されているにも関わらず、それに見合った給与が貰えていない」など経理ならではの不満もみられた。