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ヤバすぎるブラック企業「社長が毎日肉も魚もない値引弁当を差し入れ、断ると怒られる」「33時間連続勤務しても翌朝8時半出社」

2019年09月11日 07:10  キャリコネニュース

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「うちの会社はブラックだから」という人が少なくはない。過労死ラインといった基準もあるが、「自分の会社は本当にブラック企業なのだろうか、自分の甘えではないか」と思ってしまう人もいる。

今回は、キャリコネニュース読者のブラック企業経験者から寄せられたエピソードを紹介する。技術職の50代男性は、以前まともに給料を支払わない会社で、派遣として席を置いていた。

「派遣先の部長さんから、給料の日になると『出たか?』と確認される。交通費等の経費も振り込まれず、派遣先の社員さんから督促してもらうことがありました」

派遣先の会社では、管理職になると残業代が無くなり、年収は200万円台になるそうだ。さらに派遣先の役員がネット上に、「うちの会社は35歳定年制だよw」と投稿していたという。

「就業規則の変更を理由に、未消化の振替休日を勝手に消滅させられた」

40代女性は、約20年前に大学病院で勤めていたが、33時間連続勤務を強いられた。当直の日は、朝の8時半に出勤する。しかし、

「翌朝には帰れると思ったら大間違い!少なくとも翌日の15時まで勤務、ひどいと17時まで勤務してました」

という。女性は夜勤明けの日も変わりなく、朝8時半から出勤していた。今なら労基違反で確実にアウトな勤務形態だ。

販売・サービス職の40代男性は、過去の職場で散々な仕打ちを受けた。業務災害でぎっくり腰になったが、そのまま仕事をさせられたという。また、「就業規則の変更を理由に、未消化の振替休日を勝手に消滅させられた」こともあった。

それだけでなく、「他の業者に頼んだら数百万円単位はかかる基幹システムの構築」に対しても無評価だった。会社は評価云々の以前に、基幹システムの価値を理解できていなかったようだ。

忌引休暇がないのに重役の親が亡くなると社員総出で葬式に参列

管理・事務職の40代男性は、過去にシステム開発の現場で働いていたが、「週3日は会社に泊まって仕事をして、休日は無理やり休んでいました。隣のパン屋さんにも『あんたたち、いつ帰ってんの』と心配されたりしていました」という働き方だった。

社長は「残業代は無いが賞与で払う」と言っていたが、蓋を開けてみれば賞与は少額だったそうだ。社長に不信感を抱き退職した。

クリエイティブ職の40代女性は、元勤務先でのありがた迷惑を明かした。そこは、「身内が亡くなっても忌引休暇はなく、『有給でまかなえ』と言っておきながら、重役の親が亡くなると社員総出で葬式に参列」しなければならなかった。

「社長がベジタリアンで、毎日のように夕飯の差し入れをしてくれるが、すべてスーパーで値引きされた弁当。社長の好みで肉なし、魚なし。食べることを強要され、断ると怒られる」

これによって体調を崩した人や辞めていく人が続出した。ほかにも、

「朝8時から23時まで電話とりっぱなしで、少しでも間違えると上司から罵声や殴られるなど……。今ならパワハラで訴えることができたのに。それが新卒で入った企業でした」(40代男性、管理・事務職)

といったエピソードが寄せられた。

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