パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」は9月9日、「全118職種仕事満足度ランキング2019」を発表した。調査は、今年7月にインターネット上で実施。20歳~59歳のホワイトカラー系職種の男女1万5000人から回答を得た。
現在就いている職種に対する満足度を「総合」「仕事内容」「給与・待遇」「労働時間」「職場環境」の5つの指標別に、100点満点中何点かで聞き、回答をまとめた。
「労働時間」で満足度1位となったのは「内部監査」
総合の満足度のランキングは、1位が「内装設計・インテリア(建築/土木系エンジニア)」(73.5点)となった。寄せられた意見としては、
「お客様に合わせてインテリアを考えるのは楽しい」
「ビジネスだけでなく芸術的にも新しいことを知ることができる」
といったもので、仕事そのものを楽しんでいる人が多いようだ。
2位は「MR(営業職)」(72.8点)。「業界のコンプライアンスは厳しくなっているが、業務自体は面白い」、「休暇が取りやすく、時間に自由が利きやすい」といった声が集まった。また、3位は「英文事務(事務/アシスタント)」(72.3点)で、大変だがやりがいを感じている人が多いようだった。
「仕事内容」では、1位が「通訳・翻訳(事務/アシスタント)」、2位が「人事(企画/管理)」、3位が「内装設計・インテリア(建築/土木系エンジニア)」という結果に。
また、「給与の待遇」の面では、1位が「アプリケーション・ミドルウェア・デバイスドライバ・ファームウェア(モノづくり系エンジニア)」、2位が「MR(営業)」、3位が「製品企画(モノづくり系エンジニア)」となっている。
今回の調査では「労働時間」の満足度は平均73.6点と、昨年の66.5点から7.1点アップした。「働き方改革」の効果といえよう。同項目のランキングは、1位「内部監査(企画/管理)」、2位「決済/計理/カストディ(金融系専門職)」、3位「アプリケーション・ミドルウェア・デバイスドライバ・ファームウェア(モノづくり系エンジニア)」となった。