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ハミルトン、F1イタリアGP表彰台のブーイングを受け入れるも「今後は聞かずにすむことを願う」

2019年09月10日 16:31  AUTOSPORT web

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2019年F1第14戦イタリアGP:表彰台に上がったシャルル・ルクレール、バルテリ・ボッタス、ルイス・ハミルトン
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1第14戦イタリアGPの表彰式でフェラーリファンの“ティフォシ”からブーイングを受けたことについて、今後はこれ以上モンツァの表彰台でブーイングを聞くことがなくなるよう願っているとSNSに投稿した。

 ハミルトンは、モンツァの表彰台でブーイングを受けることについてよく知っている。5度のF1世界チャンピオンであるハミルトンにとって、毎年イタリアGPでの恒例行事となっているのだ。

 イタリアGPでは、ハミルトンとメルセデスはフェラーリの新勢力であるシャルル・ルクレールに敗北した。そして表彰式でハミルトンが3位のトロフィーを受け取った時、またしても大きなやじが起きた。そのすぐ前、ルクレールがライバルから首位の座を力強く守り抜いた際には喝采が響いていたのにだ。

 すべてが終わってしばらくたってから、ハミルトンはモンツァの敵対的な雰囲気について、自制と寛大さを持って自身のインスタグラムのストーリーに投稿した。

「イタリア、あなたの今日のエネルギーは世界中に届いたでしょう。あなたたちを心から称賛します」

「あなたたちが見せてくれた情熱は本当に特別なものです。ブーイングは嬉しくないけれど、大丈夫、僕は受け取めます」

「そのうち物事が変わることを、そしてこのような美しい国でこれ以上ブーイングが聞かれないことを願っています」

「何があろうと、皆さんのポジティブさと人生の良いことだけを願っています」