トップへ

渋野日向子、全英女子オープン後の「心の重圧」明かす “憧れの人”上野由岐子投手との対談で

2019年09月10日 14:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

渋野日向子「ずっと憧れていて大好きだった」上野由岐子と(画像は『渋野日向子 / Hinako Shibuno 2019年9月9日付Instagram「小学生の時から憧れで大好きなソフトボールの上野由岐子さんと対談させていただきました」』のスクリーンショット)
「AIG全英女子オープン」で優勝した渋野日向子選手が、憧れを通り越して“神様”的な存在だというソフトボール女子日本代表の上野由岐子投手とのツーショットをインスタグラムに公開した。『報道ステーション』(テレビ朝日系)では渋野選手の夏休みに密着取材しており、その中で上野投手との対談が企画され初対面を果たしたのだ。

小学生時代は地元のスポーツ少年団でソフトボールに熱中していた渋野日向子選手。2008年北京オリンピックでの日本ソフトボール女子の活躍を当時小学4年生だった渋野選手は今でも鮮明に覚えており、「あの金メダルの瞬間は一生忘れない」と話している。特に上野由岐子投手は「本当にかっこよくて、それからずっと憧れていて大好きだった」と言い、その抱き続けていた思いを今回の対談で直接本人に伝えることができたのだ。

渋野選手は「AIG全英女子オープン」を終えて8月6日に帰国し、その後に行われた国内の大会にも出場した。しかし実はこの1か月間、全英を優勝したからこその“心の重圧”に悩まされており「これを何年も続けていくのは、ちょっと苦しいな」と沈んでいたという。「いつも笑顔でプレーしたい」と思っていても、モチベーションが上がらず悩むことが多くなっていた。

彼女の悩みに対し、来年の東京五輪でソフトボールが3大会ぶりに復活するまで自身のモチベーションをコントロールしてきた上野投手は、

「モチベーションが下がる一番の原因は“心が渇く”こと」
「その心の渇きがストレスになり、不満を呼ぶ」

としたうえで、「いかに自分が心を満足させて、一日を終わらせられるかどうか」を考えて欲しいとアドバイスした。そうした一日一日の積み重ねが、上野投手のモチベーションを保ってくれたそうだ。

渋野選手はインスタグラムに、「一つ一つの言葉に重みがあって、聞きたかったことも丁寧に答えてくださって本当に夢のような時間を過ごさせていただきました」と対談の感想を綴っている。なお番組で、対談の最後に上野投手とキャッチボールをした渋野選手は「全英女子オープン」の時と同じような笑顔を見せていた。

画像は『渋野日向子 / Hinako Shibuno 2019年9月9日付Instagram「小学生の時から憧れで大好きなソフトボールの上野由岐子さんと対談させていただきました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)