嗅覚で楽しむ体験・参加型イベント「におい展」がマークイズみなとみらい(神奈川県横浜市)で9月14日~12月8日に開催される。
同イベントでは"異臭"から"美臭"まで多様なにおいを展示。また、資生堂がメカニズムを特定したという「ストレス臭」などが体験できる。ストレス臭は今年4~6月に宮城県仙台市で初展示され、今回関東初上陸となる。
香水の都の蒸留器、マッコウクジラの結石なども
ストレス臭とは、面接、試験、プレゼンテーション、スピーチ、初対面の対話など心理的に心拍数が上がるような緊張・ストレス状況下で、発生する特徴的な成分を含んだにおいのことだ。
イベントでは、世界一臭い食べ物と言われる「シュールストレミング」や、電車内に持ち込まれた際に異臭騒ぎとなり電車をストップさせたこともある「臭豆腐」なども体験することができる。
ほかにも、公式サイトには独特なにおいで有名な「くさや」、実は香水に欠かせない成分をもっている「カメムシ」、"悪魔の糞"と呼ばれるインド産の香辛料「アサフェティダ」や、「加齢臭」「足のにおい」といった、さまざまな"くさいもの"が掲載されている。
それ以外にも、香水の都と呼ばれるフランスの町グラースで使っていた蒸留器や、独特の甘い匂いがするというマッコウクジラの腸内で生成される結石「アンバーグリス」、ジャコウジカから採取されていた「ムスク」の香りも楽しめる。