2019年F1イタリアGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは2位だった。3番グリッドスタートのボッタスはその位置を守って終盤まで走行。2番手を走るルイス・ハミルトンがミスで後退したためポジションを上げ、首位のシャルル・ルクレールを追うが、抜くことはできずに終わった。ボッタスはソフトタイヤでスタート、27周目にミディアムに換える1回ストップで走った。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=2位
終盤、シャルルに仕掛けるため、なんとか近づこうと全力を尽くしたが、フェラーリはストレートであまりにも速く、接近することができなかった。必死にプッシュしたけれど、近づくたびにフロントがロックするようになった。
今日勝てなかったことにがっかりしている。一方で、パフォーマンス自体はとても心強いものだった。モンツァでは今シーズン一番苦戦するかもしれないと考えていた。ところがフェラーリに挑戦することができたので、その点はよかった。
そういう意味ではいいレースだったといえるし、ポジティブな気持ちでイタリアを発つことができる。理論上は今後は僕らが得意なレースが続くはずなので、フェラーリやレッドブルといい戦いをするのを楽しみにしている。