2019年F1イタリアGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはトラブルによりリタイアした。
12番グリッドからミディアムタイヤを履いてスタートしたクビアトは、レース中盤、6番手に浮上。バーチャル・セーフティカーが導入されたため、28周目、ソフトタイヤに交換したが、コースに戻った直後、マシン後方からスモークを上げ、コース脇にストップした。
チームは原因はオイル漏れであると発表している。「ダニーがピットを離れた時、スモークが上がるのが見えた。データからオイル漏れが起きたことが分かったので、今後のレースに向けてマシンを守るため、コース脇に停めさせることにした」とチームリリースに記されている。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=リタイア
今日はすごいレースになるはずだった。リタイアする少し前にはレッドブル・レーシングと戦っていたし、ポイントを大量に確保できる見通しだった。
でも残念ながらこのスポーツでは時にこういうことが起こる。いい仕事をしていながら、諦めてマシンを停めなければならないことがあるんだ。
周囲のマシンと同じレベルのラップタイムで走っていた。僕の方がタイヤが新しかったから、トップ10以内でフィニッシュできたのは間違いないと思っている。
貴重なポイントを稼ぐチャンスを逃すことになり本当に残念だ。でも最近の僕らは決勝でとても強いから、いいポジションをかけて戦う力があるのは明らかだ。気持ちを切り替えて、シンガポールのことを考えよう。