Lerettoは9月8日、社内宴会に特化した飲食店予約サービス「Leretto(リリット)」の事前登録を始めた。サービスで掲載されているお店は、すべて個室、半個室がある、もしくは貸し切りにできるところに限られる。また、「プロジェクターが必要」「マイクが欲しい」「ビールの銘柄が指定されている」といった需要に応えるため、こうした情報もまとめられている。
新サービスは、昨年9月にスタートした「宴会幹事代行サービス」で得た知見を活かして作られたという。今回のサービスについて同社は、「よりストレスなく、スピーディなお店探しが可能になる」とアピールする。
完全審査制の登録でドタキャンリスク低減も目指す
掲載されている店舗は、商社、広告代理店、金融機関等に勤めるビジネスマン約70人の口コミを元に厳選したという。お酒、料理の味だけでなく、接客や空間などの視点も考慮されている。登録は完全審査制で、勤務先、企業メールアドレスなどが必要になる。サービス利用者が掲載店舗を利用し評価した場合、評価した人の勤務先が表示される。
飲食店側は無料で登録することができ、送客実績に応じて利用料金が発生する。「モラルの高いユーザー」を完全審査制により厳選しているため、ドタキャンやノーショーのリスクが低減される、というメリットもあるという。
正式リリースは10月。サービスの初期段階では「サービスとの親和性の高い企業(大手企業)を優先して審査通過のご案内をする可能性」があるという。事前登録者には、同社オリジナルの「幹事ガイドブック」がプレゼントされる。