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初の”レイテッド・バッジ”を持つ『ジープ・コンパス』限定車”トレイルホーク”が登場

2019年09月09日 05:21  AUTOSPORT web

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同モデル史上初の"Trail Rated"バッジも与えられた『Jeep Compass Trailhawk(トレイルホーク)』
末弟となる『ジープ・レネゲード』とともに、コンパクトモデルとしてラインアップを支えるミドルSUV『ジープ・コンパス』に、アーバンからオフロード走行までこなすオールラウンドな限定車『Compass Trailhawk(トレイルホーク)』が登場。同モデル史上初の“Trail Rated”バッジも与えられ、9月7日より152台限定で発売が開始される。

 現行で第2世代となる『ジープ・コンパス』は、先代からのキャリオーバーによる発展ではなく、FCA(フィアット・クライスラー・オートモビル)のアライアンスを最大限に活用し、レネゲードと同様の最新プラットフォームであるスモールワイド4×4アーキテクチャーを採用。

 ホイールベースを延長することで、レネゲードに対しひとまわり余裕のある車格とした上で、フィアット由来の1.4リッター直列4気筒直噴ターボ“マルチエア”を搭載し、デュアルクラッチトランスミッションを採用するなど、時代に合わせた高効率なモデルとして誕生した。

 その構成ゆえ、従来はジープ伝統の悪路走破性よりもアーバンユースを優先したモデルとなっていたが、今回の限定車では2代目では初採用となる2.4リッターの直列4気筒自然吸気マルチエアの“タイガーシャーク”に、電子制御式の9速トルコンATのパワートレーンを搭載。

 オンデマンド方式ながら4輪駆動を採用することで、高いオフロード性能を誇るジープのなかでも、過酷なトレイルで一定の性能試験をパスしたモデルのみに与えられる“Trail Rated”のバッジを備えた、『ジープ・コンパス』では唯一のモデルとなっている。

 そのオフロード性能を強化する装備として、路面状況に合わせてAUTO、SNOW、SAND、MUDの4つの走行モードを選択できる4×4システム“セレクテレイン・システム”を備え、これにオフロードの低速走行で威力を発揮するローギアを組み合わせた。

 これにより、急な登坂や岩場など大きな駆動力を必要とする場面においても、安定した走破性を実現している。

 その悪路走破性を表現するべく、エクステリアではマットブラックのボンネットデカールやブラックルーフを採用するほか、ボディの随所にダークグレーやレッドのアクセントがあしらわれる。さらにオフロード走行時にフロントサスペンションやトランスファーケース、フューエルタンクなどの重要部品を保護するスキッドプレートを備え、タフな雰囲気がより高められた。

 一方のインテリアは、TRAILHAWKロゴ入りレザー/ファブリックシートや、レッドステッチ入りインテリア・アクセントといった特別装備のほか、汚れた物を収納するときに便利なリバーシブルカーゴフロアやラバーフロアマットなど、アウトドアの利便性を高める装備が充実。

 機能面においては、バイキセノンヘッドライトをはじめ、クラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付の前面衝突警報、LaneSense車線逸脱警報プラス、安全な車線変更をサポートするブラインドスポットモニター、Parkviewリヤバックアップカメラなど、上級グレードの“リミテッド”に匹敵する安全装備を備えている。

 この『Compass Trailhawk(トレイルホーク)』に設定されるボディカラーは、モハベサンドC/C(限定80台)とブリリアントブラッククリスタルP/C(同72台)の2色となり、価格は413万6400円となっている。

公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/compass-trailhawk.html