9月8日、2019年FIA-F3第7戦イタリアの決勝レース2が開催され、日本の角田裕毅(イェンツァー)が初優勝。11番手スタートの名取鉄平(カーリン・バズレーシング)は29位だった。
昨日のレース1で2位フィニッシュしたマーカス・アームストロング(プレマ・レーシング)がペナルティにより後退。4位でフィニッシュした角田は3位入賞を果たした。そのためレース2は3列目の6番手スタートに。
降雨により今シーズン初めて濡れた路面でのレースとなり全車がウェットタイヤを装着し決勝に挑んだ。
スタートダッシュを決めた角田は1周目に3番手、2周目に2番手へ浮上。そして15周目に首位へ浮上。その後は僅差で首位を譲らずトップチェッカー。
FIA-F3初優勝となった角田は3レース連続の表彰台を獲得となった。
パルクフェルメにマシンを止めた角田のもとにはホンダの山本雅史F1マネージングディレクターに加え、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士も祝福に駆けつけた。
レース2終了時点のポイントランキングはシュワルツマンが180ポイントで首位、2番手に147ポイントでジェハン・ダルバラ(プレマ・レーシング)、3番手に122ポイントでユリ・ビプス(ハイテック)がつけている。
2019年シーズンの最終ラウンドとなる第8戦ロシアは9月27日に予選、9月28日と29日に決勝レースが行われる。
■FIA-F3第7戦イタリア 決勝レース2 リザルト
Pos.No.DriverTeamTime/GapStart Pos.114角田裕毅イェンツァー22Laps624L.ローソンMPモータースポーツ1.3122311J.ヒューズHWAレースラボ2.018346R.フェルショールMPモータースポーツ2.8035518P.ピケトライデント6.8614620L.プルチーニハイテック7.9301078F.シェラーザウバー・ジュニアチーム14.3291828R.シュワルツマンプレマ・レーシング14.952893C.ルンガーART15.019131031L.サージェントカーリン16.32091121J.ビプスハイテック16.417251230F.ドルゴビッチカーリン19.285161327J.ダルバラプレマ・レーシング22.37371426M.アームストロングプレマ・レーシング23.517211519N.カリトライデント25.101271617D.デフランチェスコトライデント25.75912179R.ハイマンザウバー・ジュニアチーム25.97015187L.ゼンデリザウバー・ジュニアチーム30.267261922Y.ウィ・フェイハイテック35.42529205S.ラークソネンMPモータースポーツ36.41220212M.フュートレルART37.328142212K.アンドレアスHWAレースラボ38.842192315G.カラーライェンツァー44.302282416A.エシュトネルイェンツァー47.238222524A.デレッダカンポス1'16.932232625S.フェルナンデスカンポス1'37.975182710B.ビシュカルHWAレースラボ1Lap17281D.ベックマンART1Lap242929名取鉄平カーリン1Lap11