英王室メーガン妃が現地時間6日朝、民間機に飛び乗りニューヨークへ旅立ったことが明らかになった。「全米オープン」決勝進出を決めた親友セリーナ・ウィリアムズの7日の試合を観戦するためだという。エリザベス女王からのスコットランド・バルモラル城への招待を断ったことで物議を醸したメーガン妃だが、どうやらこれがその理由だったようだ。
エリザベス女王直々に招待されたスコットランドのバルモラル城行きを、このほど断っていたことが明らかになった
ヘンリー王子・メーガン妃夫妻。アーチーくんがまだ幼いことやアフリカ公式訪問を控え多忙なこと、また近くに暮らす女王とは定期的に会えるから―というのが理由とみられていたが、どうやら本当の理由は別にあったようだ。
英紙『The Times』によると、5日にニューヨークで行われた「全米オープン」準決勝の中継をメーガン妃は英時間6日の午前1時頃まで見守っていたという。その数日前、米時間3日に行われた準々決勝でセリーナ・ウィリアムズ選手が中国出身のワン・チャン選手に6-1、6-0と快勝し、試合時間わずか44分でベスト4進出を決めた時点でニューヨーク行きを考えていたとされるメーガン妃だが、ウクライナ出身のエリナ・スビトリナ選手を6-3、6-1で下し、セリーナ選手の2年連続決勝進出が決まるとすぐにニューヨーク行きのフライトを手配、そのまま午前の便で旅立ったもようだ。
8月の度重なるプライベートジェットでの移動で大バッシングを浴びたメーガン妃だが、今回のニューヨーク行きは民間機を利用しているとのこと。夫ヘンリー王子と愛息アーチーくんはウィンザーの自宅に残し、自身のセキュリティーチームを引き連れて同地に向かったそうだ。
セリーナ選手は決勝進出を決めた試合後のインタビューで、
「決勝では色々な思いがうごめきます。感情の起伏は激しくなるし、普段より神経質にもなります。それに周りの期待もありますし―これはかなりキツイものです」
と本音を吐露していただけに、大切な親友メーガン妃がスタジアムで見守ってくれたら心強いことだろう。
カナダ出身のビアンカ・アンドレースク選手との「全米オープン」決勝は現地時間7日16時、「アーサー・アッシュ・スタジアム」で開催される予定だ。セリーナ選手は優勝すれば、24回目のグランドスラム女子シングルス優勝を飾ることとなり、歴代最多優勝者で1977年(1976年とも)に現役を退いた豪出身マーガレット・コート選手の持つ記録に並ぶことになる。
エリザベス女王の誘いを断りニューヨークへ渡ったことでさらにバッシングを浴びているメーガン妃だが、親友の歴史的瞬間に立ち会えることを心から願っているに違いない。
画像は『Wimbledon 2019年7月4日付Instagram「Royalty on No.1 Court to watch the queen」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)