2019年F1イタリアGPの金曜、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはフリー走行1=8番手/2=3番手だった。
FP1では19周を走行、ミディアムタイヤで1分30秒507を記録。FP2では39周を走りこみ、ソフトで1分21秒179をマークした。
今回フェラーリはパワーユニットを交換。金曜のFIA発表によると、ベッテル車に入れられた新エレメントは3基目のICE(エンジン)、ターボチャージャー、MGU-Hで、ペナルティは発生しない。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=8番手/2=3番手
まずまずな一日だったが、マシンからもっとパフォーマンスを引き出すことができると思う。FP1では何度か赤旗が出て、それがクリアになるとすぐに全車がコースに飛び出していくという感じで、少し落ち着かないセッションだった。いつもの金曜日のリズムではなかったが、大事なのはしっかり周回を重ねたことだ。僕らは自分たちの弱点を把握している。そこに集中していかなければならない。
予選がどんなコンディションになるのかに注目していこう。アウトラップをどれだけ注意深く行くかを見極め、タイヤがどのように機能するかをチェックして、こういった要素を踏まえて様子を見ていく。ここではトウが使えると有利だが、優先すべきは完璧なラップを決めることだ。
レースに向けてマシンを改善し、全体的にスピードを上げていきたい。タイヤをセーブしつつもいいパフォーマンスを発揮できるようなマシンが必要だ。僕らにはまだやるべき仕事が残っている。明日に向けてもっとパフォーマンスを見つけ出せることは分かっている。