2019年F1イタリアGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=10番手/2=7番手だった。
今回ホンダは最新のスペック4パワーユニット(PU/エンジン)をガスリー車に投入。金曜時点でのFIA発表では、6基目のICE、5基目のターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、3基目のエナジーストア、コントロールエレクトロニクスが投入された。これは規則で定められた使用基数制限を超えた交換であるため、ガスリーはペナルティを受け、後方グリッドからのスタートとなることが確定している。
ガスリーは、FP1では26周のなかでソフトタイヤで1分30秒695をマーク。FP2では42周を走りこみ、1分22秒124の自己ベストタイムを記録した。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー フリー走行1=10番手/2=7番手
たくさんの周回を走ることができて、いい初日だった。マシンに慣れてきている。午前中にはウエットタイヤで数周走り、ウエットコンディションでのマシンになじむためもあり、いろいろなことを試した。いい作業ができたと思う。
FP2で本格的なドライ走行をスタートした。7番手タイムを出したし、とてもポジティブなセッションだった。
ロングランペースが強力だから、期待できそうだ。グリッド後方からのスタートになるけれど、マシンには満足している。もう少しペースを向上させることができたら、エキサイティングなレースができるはずだよ。
(formula1.comのインタビューで語り)走っていてすごくいい感触を持てた。自分がまさに望んでいるとおりのマシンに仕上げることができたんだ。気温が低い今日のコンディションは特殊だから、日曜にどうなるのか確認しよう。でもこの調子でマシンをスイートスポットにとどめておければ、面白いレースができるだろう。