2019年F1イタリアGPの金曜、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはフリー走行1=5番手/2=6番手だった。
朝の雨で路面が濡れた状態でスタートしたFP1で、アルボンは19周のなかでソフトタイヤで1分29秒025をマーク。ドライコンディションではあったが時折雨が降るなかで行われたFP2では、30周を走行し、ソフトでの1分21秒589が自己ベストタイムだった。
アルボンは午前中、ホワイトのヘルメットを使用していたが、現在使用しているベル製のものではなく、アライ製をテストしていたとracefans.netが伝えている。ペイントする時間がなかったためホワイトのままで走行していたとのことで、アルボンは午後には通常のヘルメットに戻した。
テストした理由については、空力や無線等のいくつかの面についての違いを確認するためだったとアルボンはコメントしている。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン フリー走行1=5番手/2=6番手
このサーキットは、雨が降ると、周辺の森から雨水が流れ込んで、特に路面が滑りやすくなる。今日はそれで何台かクラッシュしていた。
不安定なコンディションだったので、走行スタート時にはかなり慎重に走り、一日のなかで自信を築き上げていった。日曜も似たようなコンディションになると予想されているから、皆がコースに出て行って、周回を重ねた。
ロングランよりショートランの方が好調だったと思う。初日を終えて、日曜のレースに向けて自分が変えるべきこと、取り組むべきことについて知ることができた。
低ダウンフォース仕様に適応するのは簡単ではない。ブレーキングの感触も違うしね。でも全体的に見れば感触はそれほど悪くはなかった。慣れつつあるところだよ。すべてをうまくやるために慣れる必要がある。
明日どうなるのかは様子を見ていくしかないけれど、初日を終えた段階ではとてもいい感触を持っている。