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【週末読書】丁寧な暮らしってどういうこと?読書の秋に読みたい4つの暮らしエッセイ教えます♡

2019年09月06日 13:01  isuta

isuta

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そろそろ秋がやってきますね。

秋と言えば読書の秋。果物なども実りを迎える季節ですね♩

今日は本を読みながら「食べること」や「生きること」についてゆっくり考えられる“丁寧な暮らしを感じられるエッセイ”をお届けします♡

宮下奈都『とりあえずウミガメのスープを仕込もう。』

『羊と鋼の森』が2016年本屋大賞を受賞した、作家・宮下奈都さんが書いた食エッセイ1つ目は『とりあえずウミガメのスープを仕込もう』。

昨今、目指されている“丁寧な暮らし”とはこのことか、と思わされるような料理やお菓子作りが描かれています。

小説のような感じで読めるエッセイなので、宮下奈都さんを知らない人でも読みやすく、おすすめですよ♩

『とりあえずウミガメのスープを仕込もう』

著者:宮下奈都 価格:1,620円 Amazon:https://amzn.to/2PSe4yO

宮下奈都『神さまたちの遊ぶ庭』

宮下奈都さんのエッセイはどれも素敵なのでもう1冊。

この『神さまたちの遊ぶ庭』は、北海道のトムラウシへ山村留学をした1年間を記したエッセイ本です。

大自然の中での暮らしはノンフィクションなのにまるで物語のよう。それでいて“暮らす”“生きていく”という言葉のほんとうの意味を自然と分かってしまうような、静かで深い内容になっています♩

『神さまたちの遊ぶ庭』

著者:宮下奈都 価格:648円 Amazon:https://amzn.to/2NPoxIJ

平松洋子『鰻にでもする?』

数々の食エッセイを世に送り出している平松洋子さんの著書『鰻にでもする?』は、食を真剣に楽しむことが好きな人におすすめの1冊。

トーストや油揚げ、餅などの日々食べている食べ物に加え、時には冷蔵庫や急須などの食まわりの道具にまで、著者のこだわりが感じられます。

日常の食をとことん追求する姿勢に学ぶところがありますよ!

『鰻にでもする?』

著者:平松洋子 価格:1,944円 Amazon:https://amzn.to/2ZHqPjv

平松洋子『平松洋子の台所』

“暮らしの達人”と聞いてどんな人物、あるいは暮らしを思い浮かべるでしょうか。

平松洋子の台所』で著者は、便利とされているもの、例えば電子レンジを手放し、「美味しい」を極めるための台所用品を自分の足で探しに行き、手に入れます。

最新で、便利で、人気なものもいいけれど、それって自分にとってもいいものなの?

他の意見に左右されない自分のこだわりを追求することは、これからの生活できっと重要なことになるのではないでしょうか♩

『平松洋子の台所』

著者:平松洋子 価格:637円(文庫) Amazon:https://amzn.to/2A7aEO9

丁寧な暮らしは見つかりそうですか?

いかがでしたか?

この中の1冊でも読めば、きっと丁寧な暮らしは特別なことではなく日常の中に潜んでいて、その日常をただ大切に生きるだけなんだということに気付けるかもしれません。

もしくはもっと別の意味も、見つけられるかも?

読書の秋に読みたい1冊にぜひおすすめです♩