『あいちトリエンナーレ2019』の企画展『表現の不自由展・その後』の中止を特集する番組が、本日9月5日にNHK総合の『クローズアップ現代+』で放送される。
8月1日に開幕し、2日後の8月3日に開催中止となった『表現の不自由展・その後』は「日本における『言論と表現の自由』が脅かされているのではないか」という危機感から、「組織的検閲や忖度によって表現の機会を奪われてしまった作品」を集めて2015年に開催された展覧会をもとに、同展で扱われた作品の「その後」に加えて、2015年以降新たに公立美術館などで展示不許可になった作品を、不許可になった理由とともに展示するというもの。
『「表現の不自由展・その後」 中止の波紋』と題した番組には、ロバート・キャンベル、原爆の図 丸木美術館学芸員の岡村幸宣が出演。取材を通して、抗議や脅迫の実態を伝え、いま日本社会に何が起きているのかを考えるという。