エアトリは8月下旬、「旅行と仕事」に関する調査結果を発表した。調査は8月にネット上で実施。10代~70代の男女1240人から回答を得た。
有給休暇を利用して旅行に行った事がある人は84.7%。このうち「旅行中に仕事の連絡が来たことがある」人は62.8%と、過半数を占めた。
すべての年代で「旅行中に仕事の対応をしたことある」過半数
「旅行中に仕事の連絡がある事に対してストレスを感じる」と答えた人が最も多かったのは、「30代以下」(77.6%)。次いで多かったのは「50代」(69%)、「40代」(65.2%)で、最も少なかったのは「60代以上」(49.5%)だった。男女別では、男性(58.2%)よりも女性(69.6%)の方がストレスを感じる人が多かった。
また、すべての年代で過半数が「旅行中に仕事の対応をしたことがある」と答えた。最も割合が高かったのは「60代以上」(69.3%)で、以降、「40代」(56.7%)、「30代以下」(51.8%)、「50代」(51%)と続く。「旅行中に仕事の対応をする」と回答した男性は67.9%に対し、女性は47.2%に過ぎなかった。
「旅行中に仕事の対応をすることに対して抵抗がある」と回答した人が最も多いのは「30代以下」(65.7%)。最も少なかったのは「60代以上」(37.3%)だった。男女別で見ると、「抵抗がある」と回答した男性は46.9%、女性は55.3%となり、女性の方が、旅行中に仕事の対応をすることに対して拒否感を持っていることがわかった。
約9割「旅行中だと知っていたら連絡を控えた」
旅行中の同僚に仕事に関する連絡をしたことがある人は、全ての年代で2~3割ほどいる。連絡したことがある人のうち、40代・50代・60代は約半数が「旅行中と知らなかった」と答えた。
「旅行中と知っていたら連絡を控えた」と答えた人は86.4%。「旅行先の同僚へ連絡をすることに対して抵抗がある」と答えた人が最多だったのは、「30代以下」(91.2%)で、最も少なかったのは「60代以上」(71.4%)という結果だった。男女別で比較すると、男性が76.2%だった一方で、女性は87%で、女性の方がより抵抗感を持っている人が多かった。
「旅行中に仕事の連絡が来ないよう事前に準備を行うか」を聞くと、男性は69.6%、女性は77.2%の人が、連絡が来ないように事前準備を行っていた。