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ホンダF1、イタリアでフェルスタッペン&ガスリー車にスペック4投入「新PUの力を最大限引き出していいレースをしたい」

2019年09月04日 19:01  AUTOSPORT web

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2019年F1ベルギーGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
ホンダF1は、2019年第14戦イタリアGPで、最新仕様のパワーユニット(PU/エンジン)をレッドブルのマックス・フェルスタッペンとトロロッソのピエール・ガスリーのマシンに投入することを明らかにした。

 前戦ベルギーGPでホンダはレッドブルのアレクサンダー・アルボンとトロロッソのダニール・クビアトのマシンにスペック4のパワーユニットを投入した。決勝後、レッドブル代表クリスチャン・ホーナーは、アルボンについてはレースは旧仕様で走り、クビアトのみがレースまで新パワーユニットで走ったと述べている。

 イタリアGPを前に、ホンダは、フェルスタッペンとガスリーのマシンにスペック4を投入する予定であることを明らかにした。ふたりはパワーユニットのエレメント交換によるペナルティで、グリッド後方に降格される見込みだ。

「先週のベルギーGPに続き、今週はヨーロッパラウンド最後のレースとなるイタリアGPに向かいます」とホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治氏が語っている。

「レースが行われるモンツァ・サーキットは、ベルギーGPの舞台となったスパ・フランコルシャンと同じく長い歴史を持つとともに、高速サーキットして知られています。イタリアを拠点とするレッドブル・トロロッソ・ホンダにとってはホームレースになります」

「PUとしては、スペック4を今回はフェルスタッペン選手とガスリー選手にも投入します。2人ともそれによるペナルティで後方からのスタートになりますが、力強いレースを期待しています」

「我々としては、先日のベルギーGPで収集したデータを分析し、セッティングを煮つめていきます。スペック4のパフォーマンスを最大限引き出し、スパでの3台入賞といういい勢いを維持しながら、いいレースができればと思います」