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ジョナス・ブラザーズ、がんと闘う16歳少女の病室をサプライズ訪問

2019年09月03日 12:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジョナス・ブラザーズら、入院中の少女を囲んで記念撮影も(画像は『Lily Jordan 2019年9月1日付Instagram「Wow. The power of social media you guys.」』のスクリーンショット)
約6年ぶりとなるツアー「HAPPINESS BEGINS TOUR」で全米を周っているジョナス・ブラザーズ。このほど彼らが、がんで闘病生活を送るティーンエイジャーの少女の病室をサプライズ訪問した。

今年3月の再結成以来、快進撃を続けるジョナス・ブラザーズは現在、約6年ぶりとなるツアー「HAPPINESS BEGINS TOUR」の真っ只中だ。長年のブランクを全く感じさせないパフォーマンスで連夜多くのファンを魅了している彼らだが、米ペンシルベニア州在住のリリー・ジョーダンさん(16)はがんによる闘病生活のため、楽しみにしていた先月31日の「ハーシーパーク・スタジアム」でのショーに行けなくなってしまった。

リリーさんは自身の画像とともに、そんな切ない胸のうちをSNSで次のように吐露した。

「ジョナス・ブラザーズの皆さん。私はあなた達の明日のショーを観に行く予定でした。でも私は通りの向かい(の病院)で化学療法を受けています。もし来てくださるなら、私の病室をお貸しします。」

「そんなジョークは置いといて。ジョナス・ブラザーズにどうしても会いたかったな。彼らをタグ付けするとか、この投稿をストーリーでシェアしてもらうとか、何かこんな私のために方法はあるかしら。」

するとリリーさんのこの投稿はたちまち多くの人に拡散され、31日のショーを直前に控えたジョナス・ブラザーズの3人とニックの妻プリヤンカー・チョープラーはリリーさんが入院する「チルドレンズ・ホスピタル」に姿を現した。

ケヴィン・ジョナスはリリーさんに、

「病室に招待してくれてありがとう。」

と挨拶。ジョー・ジョナスが

「君のメッセージを見たんだ。会いに来ずにはいられなかった。」

と伝えると、ニック・ジョナスも

「会えて嬉しいよ。」

とリリーさんに優しく声をかけた。

ジョーの妻で女優のソフィー・ターナーと彼女の代表作『ゲーム・オブ・スローンズ』の大ファンでもあるリリーさんは、ソフィーのためにとジョーにブレスレットを渡したり、ジョナス・ブラザーズとの写真撮影やサインをもらうなどして楽しんだもよう。この晩のステージでは、その場にいるはずだったリリーさんのために、彼女が大好きだという楽曲『S.O.S』を捧げたジョナス・ブラザーズであった。

リリーさんはのちにSNSを更新し、この日のサプライズ訪問を次のように振り返っている。

「ワオッ。ソーシャルメディアの威力はハンパない。みんなのおかげです。みんなが私の最悪な化学療法セッションを、最高にスペシャルで一生忘れることのできない素晴らしい体験に変えてくれた。」

「ジョナス・ブラザーズの皆さん、忙しいなか時間を作って会いに来てくれて本当にありがとう。あなた達は私に“生きる力”を与えてくれました。」

今回のジョナス・ブラザーズによる病院訪問は現在「ミルトン・S.・ハーシー・メディカル・センター」のFacebookにも公開されており、「いいね!」やジョナス・ブラザーズへの称賛の声が多数寄せられている。

画像は『Lily Jordan 2019年9月1日付Instagram「Wow. The power of social media you guys.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)