日本酒のサブスクリプションサービスが開始した。現代経営技術研究所が運営する月額制オンラインショッピングモール「subsc」に9月3日、「新潟亀田 わたご酒店」が新規オープンした。
新潟県の酒屋であるわたご酒店では、全国各地の酒蔵を訪れ、厳選した地酒を販売している。その地酒の中から、毎月720ミリリットルを2本、月額4780円(送料・税込)から届ける。コースは「日本酒入門コース」(月額4980円)と「今が飲み頃の地酒」(月額4780円)の2種類がある。
「お米を磨く意味って?」「今日本酒のトレンドって?」などテーマに沿った2本が届く
「日本酒入門コース」は日本酒に詳しくなりたい、違いがわかるようになりたいという人におすすめだ。毎月「精米歩合違い…お米を磨く意味って?」「日本酒最前線…今日本酒のトレンドって?」といったテーマにそった2本と解説シートが届く。
利き酒師が選ぶ「今が飲み頃の地酒」は「日本酒が好きだけど、どうやって選んでいいか分からない」「季節にあった飲み頃の日本酒がほしい」という人向け。利き酒師が選ぶ"今飲むべき酒"2本と解説シートが届く。同サービスはいつでも解約可能。1回スキップさせることもできる。
わたご酒店は「どこにでもある消えゆくまちの酒屋」だったというが、2017年に創業者の孫・寺田和広氏が東京の老舗地酒専門店での修行先から戻り、現在は「地酒専門店」と「人が集まる、まちの酒屋」を目指している。
同店が取り扱う日本酒について、リリースでは「若く情熱のある蔵元が多く、無名であってもしっかりとした酒を醸し、今後ブレイクする蔵元かもしれません」と記されている。