2019年09月03日 12:01 リアルサウンド
日本・カザフスタン合作映画『オルジャスの白い馬』が、2020年1月18日に公開されることが決定。あわせて場面写真が公開された。
本作は、カザフスタンの大草原を舞台としたヒューマンドラマ。突然父を亡くしてしまった少年オルジャスと、その前に突然現れた不器用だが正義感の強い男カイラートとのふれあいを描く。
主演を務めるのは、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に出演中の森山未來と、『アイカ(原題)』で第71回カンヌ国際映画祭最優秀主演女優賞に輝いたサマル・イェスリャーモワ。なお、森山は本作が初の海外主演作。全編カザフ語で演じ乗馬もこなす熱演を披露、愛する人に真実を語れない不器用な男を演じている。
監督・脚本は、日本人監督とカザフスタン人監督が共同で担当。日本側からは『シグナル100』の竹葉リサ監督、カザフスタン側からは『春、一番最初に降る雨』のエルラン・ヌルムハンベトフが参加した。
2018年10月から約1カ月かけ、全編カザフスタンロケで行われた撮影において、森山は他の日本人技術スタッフを伴わず現地に入り、カザフスタン人スタッフたちとの共同作業に臨んだ。
公開された場面写真では、カイラートと少年オルジャスがカラフルなペイントが施された待合所で交流を繰り広げる場面、カイラートが短銃を片手に馬で駆ける姿、カイラートとオルジャスの母アイグリが笑顔を見せる姿などが切り取られている。(リアルサウンド編集部)