F1タイヤサプライヤーのピレリが、2019年第14戦イタリアGPに向けて各ドライバーが選択したタイヤコンパウンドの内訳を発表した。
モンツァを舞台に開催されるイタリアGPに持ち込まれるタイヤは、最も硬いハードタイヤ(ホワイト)がC2、中間のミディアムタイヤ(イエロー)がC3、最も柔らかいソフトタイヤ(レッド)がC4となっている。
レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがソフトタイヤを最多となる10セット選択し、ミディアムタイヤが2セット、ハードタイヤが1セットとなっている。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは、ソフトタイヤを9セット、ミディアムタイヤを3セット、ハードタイヤを1セット選択している。
メルセデスはルイス・ハミルトンもバルテリ・ボッタスもソフトタイヤを8セット選択。ハミルトンはミディアムタイヤを3セット、ハードタイヤが2セットとなっている一方で、ボッタスはミディアムタイヤが4セット、ハードタイヤが1セットという組み合わせだ。
フェラーリのセバスチャン・ベッテルと、第13戦ベルギーGPでF1初優勝を飾ったシャルル・ルクレールも、ソフトタイヤの選択数は8セットとなっている。ベッテルはボッタスと同様にミディアムタイヤを4セット、ハードタイヤを1セット選択し、ルクレールはハミルトンと同じくミディアムタイヤが3セット、ハードタイヤが2セットとなっている。
トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトとピエール・ガスリーの両者がソフトタイヤを9セット選択している。クビアトはミディアムタイヤとハードタイヤをそれぞれ2セットずつ持ち込み、ガスリーはミディアムタイヤを3セット、ハードタイヤを1セット持ち込む予定だ。