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ゲーム実況者・キヨ、話題の『anan』特集について語る 重版決定も「俺がすごいわけじゃない」

2019年09月03日 07:21  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 人気ゲーム実況者のキヨが8月30日、ファッション誌『anan』にインタビュー記事が掲載されたことを受けて、YouTubeに「『anan』に特集されたキヨという男」という動画を公開した。


(参考:ゲーム実況者・キヨが『anan』に登場 本人が「絶対笑う」と語った写真&インタビューの内容は?


 キヨはゲーム実況者グループ「最終兵器俺達」(キヨ、フジ、ヒラ、こーすけ)のメンバーで、YouTubeのチャンネル登録者は200万人を超えるトップ実況者のひとりだ。ゲーム実況界隈では知らない者はいない、まさに「スター」と言える存在だが、これまで動画以外のメディアを通じて発信する機会はほとんどなかった。今回の『anan』特集では、いつも騒がしくお調子者キャラのキヨが、ゲーム実況を始めたきっかけや好きな女性のタイプに至るまで、プライベートな質問にもしっかり答えている。


 今回の動画で、少し気恥ずかしそうに、しかしいつものテンションで「私キヨ、『anan』デビューしましたー!」とあらためて、視聴者へ報告したキヨ。錚々たるタレントの名前が並ぶ表紙のなか、右下に小さく「ゲーム実況 キヨ」という名前があるのを見て、最俺メンバーで、ゲーム実況者わくわくバンドのベーシストとしても活躍するフジが、「右下にちっちゃく、ちょいスターがいるわけだ」とイジり、キヨは「誰がちょいスターだ!」とツッコミを入れる場面も。とは言いながらも、フジはキヨの『anan』デビューを誰よりも心待ちにしていたようで、ソファの下からもう一冊取り出すと「こっちが俺のだから」と自分用に購入していたことを明かした。


 今回の『anan』には初出のエピソードも多く、いつになく真面目なインタビューとなっていたが、動画ではインタビューの裏話も明かされた。その内容は、インタビュー中、大勢の大人に囲まれながらもいつものようにボケていたが、“どスベリ”してしまったというもの。キヨの天真爛漫なボケは“大人”にはあまり響かなかったようで、フジが「インタビュアーさん、困っただろうなあ」と話すと、キヨも「すみません本当に」と頭を下げていた。


 今月の『anan』では「相性特集」として、基本的に「ふたりの相性」がテーマとなっているなか、唯一単独で特集が組まれているキヨ。このことに触れ「実は対談相手に呼びたい人がいたんですよ」と切り出すと、画面を指差して「見てるみんなだよ」と一言。いつもどおりの大ボケに、すぐさまフジから「鬱陶しいわ」と厳しいツッコみを受けていた。


 さらに、約50年の歴史を持つ『anan』において史上5度目となる重版が決定したことに触れ、フジからは「お前すごいな!」とキヨの功績を称えると、キヨは「俺がすごいわけじゃない」と一蹴。キヨが『anan』に掲載されることが発表されてから、Twitterのトレンドには「キヨanan」が入るなど大きな話題となっていたが、あくまでも今回の重版の要因は自分にはないと断言するキヨの謙虚な姿勢に、表紙を飾ったアイドルのファンからも称賛や感謝のコメントが多数寄せられていた。


 これまで明るくお調子者なキャラクターで視聴者を楽しませてきたキヨ。今回の『anan』デビューに際してメンバーのフジを始め、視聴者からも大いにイジられてきたが、キヨは「何より多くの人に見られ、楽しんでもらえることが嬉しいこと」だと語っていた。なかなかない晴れ舞台も、「どうぞイジってください」とばかりにネタにして、ファンと一緒になって楽しんでいる様子。『anan』に掲載された写真はクールなものだったが、この人懐っこさ、親しみやすさが、キヨの魅力なのだと再確認できる動画だった。


(川崎龍也)