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三吉彩花、清水崇監督最新作『犬鳴村』主演に 「濃い一か月間の撮影となりました」

2019年09月03日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『犬鳴村』(c)2019 「犬鳴村」製作委員会

 三吉彩花が清水崇監督最新作『犬鳴村』の主演を務めることが決定し、あわせて場面写真が公開された。


参考:『ダンスウィズミー』は旅とともに多ジャンルを横断 アンチ・ミュージカルの物語が伝えるもの


 『呪怨』シリーズの清水監督の最新作の舞台は、実在する心霊スポット「犬鳴村」。地図にも載っておらず、ダム湖に沈んだとも、村人たちによって隠ぺいされているともいわれている村だ。福岡市内からそう遠くなく幹線道路からも離れていない場所に“あるはず”にも関わらず、実際にその痕跡を見た人はいない。ただ分かっているのは、「旧犬鳴トンネルの先にある」と言われていることだけ。「近くの小屋には死体が山積みされている」「トンネルに入ると車に乗っていた男性が突然笑い出し、精神病院へ20年間入院した」といった恐怖体験が絶えないスポットだ。


 完成前である2018年11月に開催された「アメリカン・フィルム・マーケット」(AFM)にて、海外セールスがスタートするやいなや、10カ国以上のプリセールスが決定した。


 主演を務める三吉は、ファッションモデルとしてキャリアをスタートさせながら、アイドルとしても注目され、CM、テレビドラマ、映画と出演。8月に公開された映画『ダンス・ウィズ・ミー』で主演に抜擢され、レッドカーペットデビューを果たしている。 本作では不思議と昔から霊が見えてしまう臨床心理士・森田奏を演じ、伝説とされている犬鳴村に奏の兄・悠真と彼女の明菜が足を踏み入れたことから不可解な事件に巻き込まれていく。


■コメント
●三吉彩花
こんなにリアルなホラー映画というのは私も初めてやったのですが、清水監督とディスカッションしながらの濃い一か月間の撮影となりました。
ホラーというと怖いイメージをもたれますが、その中でも人間の心の奥にある憎しみや悲しみ、狂気といったものがとてもリアルに重くのしかかってきます。
観てくださる皆様の心が動く作品になっているのではないかと思いますので、映画館でたくさん怖がって頂きながらも、物語のストーリーを楽しんで頂けたらと思います。


●監督・原案・脚本(共同):清水崇
踊らず、笑顔もない、新しいホラークイーンをご覧ください。


●企画プロデュース:紀伊宗之
ジャンルムービーを確立したく、第一人者の清水監督とヒロイン三吉彩花さんにお願いしました。


(リアルサウンド編集部)