2019年F1ベルギーGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはアクシデントによりリタイア、今回チームに加入したアレクサンダー・アルボンは5位を獲得した。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー
週末を通してアレックスのパフォーマンスには非常に感心させられた。レッドブルに加入して初めてのレースで、17番グリッドからスタートし、大きく順位を上げた。レース前半は慎重に取り組み、ソフトタイヤに交換した後は、積極的に走って何度か見事なオーバーテイクを決めた。
マックスはいいスタートを切ることができず、ターン1に向けて多くのマシンに取り囲まれるような状況になってしまった。コーナー半ばでキミ(・ライコネン)と接触し、フロントのトラックロッドが破損、それによってリタイアせざるを得なかった。残念なレーシングインシデントだが、マックスはこれまで20戦以上も連続でトップ5以上の位置でフィニッシュしてきた。それが彼のホームレースともいえるここで途切れたのは不運というしかない。
(F2ドライバー、アントワーヌ・ユベールが亡くなったことで)この24時間、モータースポーツ界のすべての人々が辛い時を送り、重い心を抱いてレースに出場した。(優勝した)シャルル・ルクレールを心から祝福したい。彼は素晴らしいレースをしたし、アントワーヌの親友だ。今日このレースにおける勝者として、ルクレールほどふさわしい者は他にいないだろう。