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有村架純×坂口健太郎『そして、生きる』未公開シーン含み劇場公開へ 「とてもとても幸せです」

2019年09月01日 23:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『劇場版 そして、生きる』(c)2019 WOWOW

 WOWOWプライムにて現在放送中の有村架純と坂口健太郎が主演を務める『連続ドラマW そして、生きる』。この度、『劇場版 そして、生きる』の製作と9月27日からの劇場公開が決定した。


【写真】『連続ドラマW そして、生きる』シーン写真


 本作は、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』で知られる脚本家・岡田惠和が手がけるオリジナルヒューマンラブストーリー。東北と東京を舞台に、過酷な運命を生きた2人の男女と、彼らと巡り合わせた人々の人生を全6話で映像化。WOWOWではドラマ全6話を凝縮し再編集した2時間の劇場版を製作・公開するプロジェクトを立ち上げ、ドラマでは放送されなかった未公開シーンも盛り込み、新たな作品として劇場公開する。


 主人公の瞳子を『ひよっこ』で岡田とタッグを組んだ有村、もうひとりの主人公・清隆役を坂口が演じるほか、知英が瞳子と同じカフェで働く韓国人のハン・ユリ、岡山天音が瞳子に想いを寄せる高校の同級生・久保真二、萩原聖人が気仙沼で理髪店を営む坂本昌幸、光石研が瞳子の育ての父親・生田和孝、南果歩が清隆の母親・清水美恵子をそれぞれ演じる。


 なお、配給はWOWOWが担当。全国公開規模の単独配給は同社初の試みとなる。


■脚本・岡田惠和 コメント
・劇場版として上映されることにについて
劇場版がつくられると聞いて、とても光栄なことだと感激しております。ドラマとして放送される以外にも、素敵な発表の場が出来て、心から嬉しいです。『そして、生きる』はなんて幸せな作品なのでしょう。一人でも多くの方の心に届けたい、自信を持って世に送り出した作品です。スクリーンに映る瞳子や清隆に会えるのが楽しみです。


・劇場版になるに当たっての期待
すべてが美しい作品だと思います。人も町も。映像もお芝居も。美しいです。映っているすべてのものを楽しんでいただけると思います。俳優たちの指の先まで気持ちのこもった全身のお芝居を、スクリーンで細部まで味わっていただけるはず。そして映像だけでなく、大きな音で聞く村松氏の音楽も、見どころの一つであると思います。素敵な映像体験になるはずだと自信を持っております。


■月川翔監督 コメント
・劇場版として上映されることにについて
撮影している最中から「すごいものが撮れてるんじゃないか」という手応えがありました。俳優たちの僅かな表情の変化や呼吸の一つ一つ。そんな繊細な表現の数々を劇場空間で感じ取っていただきたいという思いが募り、「映画館で上映したい」という野望が芽生えていきました。公開規模は大きくありませんが、多くの方々に届くことを願っています。


・劇場版になるに当たっての期待
本作はテレビドラマ版の単なるダイジェストではなく、濃縮された1本の新作という感覚があります。ここから何も足さず何も引きたくない、と思えるところまで研ぎすませた形です。登場人物たちの人生が濃縮された1本の新作映画としてお楽しみください。


■有村架純 コメント
・劇場版として上映されることにについて
この素晴らしいチームだからこそ完成した作品が、また奇跡を生んでくれた、という気持ちです。撮影中は、劇場版として改めて作っていただけるとは思いませんでしたが、キャストスタッフ一同、野望を抱いておりました。ですので、こんなに早くこのような形でより沢山の方々にご覧になって頂ける機会を設けて頂いた今、とてもとても幸せですし、劇場版を作ることは簡単なことではないので、本当に関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。


・劇場版になるに当たっての期待
ドラマから映画に形を変えても、映像美、息遣いや温度、匂いや音は鮮度を保ったままですので、皆様には是非大きなスクリーンでご覧になって頂きたいです。一度ご覧になって下さった方も、二度楽しんでいただけるのかな、と思っております。私自身もとても楽しみです。


■坂口健太郎 コメント
この作品がドラマを超え、映画として沢山の方々に観てもらえること、とても嬉しく思います。生きていくことの喜び、悲しみ、そして痛みを、清隆という人物を通して演じさせていただきました。美しい映像と力強く生きている登場人物の今を見ていただき、そして全6話あるドラマも是非ご覧下さい。


(リアルサウンド編集部)