2019年F1ベルギーGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは18番手、ピエール・ガスリーは16番手と、ともにQ1で敗退した。最後のアタックラップの時間帯にアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィがトラブルでストップし赤旗が出たことが影響したとチームは説明している。
クビアトのタイムは1分46秒518、ガスリーのタイムは1分46秒435だった。今回クビアトのマシンにはホンダの新しいスペック4パワーユニットが投入されており、ペナルティで最後方へグリッド降格されることが決まっている。土曜発表の暫定グリッドでは、クビアトには19番グリッドが、ガスリーには14番グリッドが割り当てられている。
トロロッソのテクニカルディレクター、ジョディ・エギントンは、「土曜に向けたセットアップ変更によってマシンが改善され、FP3でいいタイムを出すことができた」と一日を振り返った。FP3でガスリーは10番手、クビアトはトラフィックの影響を受けたために17番手にとどまった。
「いいパフォーマンスを発揮できることを期待して予選に臨んだが、残念ながらそれは実現しなかった。ダニーはマシンに問題が発生、ピエールはタイヤの温度に苦しんで、どちらもQ1最初のランではいいタイムを出せなかったのだ。そして2回目のランは赤旗に妨げられ、タイムを更新できずに終わった」
「現状から最大の結果を引き出すために力を尽くす。チャンスが訪れた場合にはそれを必ずつかめるような位置を走る必要がある」