2019年F1ベルギーGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=6番手/2=4番手だった。FP1では1分45秒973をミディアムタイヤで、FP2では1分45秒015をソフトで記録した。
ベルギーにメルセデスは新スペックのパワーユニットを投入、ハミルトンのマシンには3基目のICE(エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、2基目のエナジーストア、コントロールエレクトロニクスが入れられた。これは基数制限内での交換のため、ペナルティ対象にはならない。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン フリー走行1=6番手/2=4番手
最高のスタートが切れたとは言えないね。FP1でスロットルペダルに問題が起きて、パワーを失いアイドリング状態になってしまった。いくつかスイッチを切り替えることで何とか復活してマシンをガレージに戻すことができた。でも、その後コースに復帰すると、今度は別の問題が発生したんだ。ちょっとバタバタしていたけれど、最後には何周かラップを刻めた。
FP2に向けていくつかの変更を施した結果、マシンの感触ははるかに良くなった。でもまだ今夜やるべき作業は残っている。
フェラーリはとりわけ最初のセクターが強力で、僕らは中間セクターでタイムをゲインでき、セクター3ではほぼ互角のようだ。今シーズンのフェラーリはストレートが強いので、今週末は彼らが有利な形で戦うような気がする。僕らは、純粋なペースの面でかなわないとしても、なんとか彼らにプレッシャーをかける方法を見つけ出さないといけない。
(formula1.comから、フェラーリの速さについて聞かれ)ターン5へのストレートだけで僕らより1秒ぐらい速い気がする。すごいよね。