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矢沢永吉、『Mステ』初登場でトーク&パフォーマンス タモリ「初共演という気がしないんだよな」

2019年08月31日 11:01  リアルサウンド

リアルサウンド

矢沢永吉『いつか、その日が来る日まで…』(通常版)

 8月30日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にKing & Prince、miwa、Foorin、ラストアイドル、真心ブラザーズ、矢沢永吉が出演した。


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 冒頭には、出演者から番組初登場となる矢沢への質問コーナーが設けられた。矢沢はタモリとも初共演、初トークとなる。「いやぁ、ちょっとあがっております」と笑みをこぼすタモリ。テレ朝の楽屋についてタモリが聞くと、「楽屋はバナナがいっぱい来てましたね」と明かし、並木万里菜アナウンサーが差し入れしたことを付け加える。「生のライブではちゃんと食べてやりますね。2時間ぐらい前に食べますね」と矢沢はステージへ上がる際のルーティーンを述べた。


 King & Princeの平野紫耀からは「ステージ上で過去一番のハプニングってありますか?」という質問が。それに矢沢は「みんなあると思うんですけど、アンプが倒れたりね。前のオーケストラの舞台(オーケストラピット)がボコッと抜けたとか。そこにお客さんがいっぱい入ってて、1m50cmぐらいグッと(下がった)。みんなで助けて上げてたね」と過去のエピソードを話し、出演者を驚かせた。


 Foorinのちせは、「長く続けられる秘訣はなんですか?」と9歳の立場から質問。「なんだろうねぇ……」と困った矢沢はタモリに助けを求めるが「俺に聞かれても分かんない」とタモリも拒む。矢沢は「やってたらここまで来ちゃった」というタモリの言葉をそのまま返し、「頑張ってください」とちせにエールを送った。さらに、Foorinのひゅうがは「僕は12歳なんですけど、12歳の頃の夢はなんですか?」と真っ直ぐな目で投げかける。矢沢は「12歳は……なんだったかな」と熟考しながらも、「バイトに明け暮れてたかな。新聞配達とかしてたね」とひゅうがに返答した。


 矢沢は番組のトリとして、1977年発表の「黒く塗りつぶせ」、新曲「ヨコハマ Uo・Uo・Uo」を屋上特設ステージから夜景をバックにパフォーマンス。「ヨコハマ Uo・Uo・Uo」は、上京してきた矢沢が途中下車した街・横浜を舞台にしたラブソングだ。屋上ステージに立った矢沢は「いい風が吹いてます」とコメントし、「黒く塗りつぶせ」のパフォーマンスへ。「ヨコハマ Uo・Uo・Uo」を熱唱すると、「風が気分良かったです! もう雨が降ってもやろうと思ってました」と上機嫌でつぶやいた。矢沢との初共演にタモリは「初共演という気がしないんだよな」と以前から知っていたようなシンパシーを感じていたことを明かした。


 また、番組途中にはMステが10月から金曜夜9時からの放送時間に変更となることがアナウンスされ、タモリの「まぁ、大差ないでしょう」というコメントに並木アナも「帰るのが1時間遅れるくらいですからね」と返す一幕があった。


 この日の放送では、King & Prince「koi-wazurai」、miwa「リブート」、Foorin「パプリカ」、ラストアイドル「青春トレイン」、真心ブラザーズ「サマーヌード」を披露。次回は9月13日の放送を予定しており、ラインアップは近日公開となる。(向原康太)