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年収600万円台の家賃は?「年収630万円、家賃21万円のところ家賃補助で4万2000円」「手取り35万円、家のローン8万円」

2019年08月31日 08:10  キャリコネニュース

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日本の給与所得者の平均年収は432万円(民間給与実態調査より)。年収600万円台は45~59歳男性の平均年収にあたるが、男性の9%、全体の6.3%にしか満たない。今の日本においては比較的高収入に分類される。

これまで年収200万円、300万円、400万円、500万円、700万円台の家賃について紹介してきた。今回はキャリコネニュース読者から寄せられたアンケートの回答から、年収600万円台の人の回答を紹介する。

年収600万円、家賃13万4000円「家賃の割合が高いのでバランスが悪いと思っている」

年収600万円台の人の中には、賃貸のほか、持ち家を購入した人、実家暮らしをしていて家賃はかからないという回答も寄せられた。

賃貸住まいの年収640万円の20代既婚男性からは、「共働きなので手取り42万円に対して家賃11万円であれば、適正ではあると思う」(北海道/家賃11万2000円/月々の貯蓄額15万円)と、共働きで現状に満足しているという声もあがった。一方、

「家賃の割合が高いのでバランスが悪いと思っている。収入が低いというよりは家賃が高すぎると思う」(京都府/40代男性/既婚/年収600万円/家賃13万4000円/月々の貯金額0円)

と、バランスの悪さを反省する回答も見られた。住宅を購入した人からは、「手取り35万円でローン8万円、特に問題なし」(大阪府/20代男性/既婚/年収670万円/ローン返済額8万円/月々の貯金額5万円)と満足げの様子もうかがえる。

年収600万円台の人の場合、家賃が月11~13万円くらいが満足度を左右するようだ。中には、「購入した方が安い場合もあるので、常に購入する選択肢があることを意識するべきと思う」と賃貸と購入で迷っている方に対して堅実な見方を示す回答もあった。

年収640万円、寮費が月1万2000円だが「築年数が相当古いため、快適度は低い」

年収600万円台の人の回答では「会社からの家賃補助がある」という回答が目立った。年収630万円の30代既婚男性の家賃は21万円だが、

「家賃補助が出ているため実質4万2000円。会社がかなり負担してくれており、また外資系で収入もそこそこもらえるためあまり不満がない」(東京都/月々の貯金額14万円)

と、家賃補助を受けていることで現在の住まいと収入のバランスがとれて満足している様子がうかがえる。同じく、家賃補助を受けている男性は月々の家賃1万2000円という驚異の価格だが、

「寮のため安く抑えられているが、築年数が相当古いため、快適度は低い」(神奈川県/30代男性/未婚/年収640万円/月々の貯蓄額5万円)

という。会社の寮に住むことで金銭的なメリットを感じる一方で、住環境にデメリットを感じているようだ。

キャリコネニュースでは「年収と家賃」と「ブラック企業→ホワイト企業に転職して思うこと]に関するアンケートを募集しています。