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「CHABAA」のスイカジュースが人気、ローソンでは秋冬も販売へ

2019年08月30日 23:32  Fashionsnap.com

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スイカジュースが今夏、日本でのシェアを拡大し、人気を集めている。アジア地域の屋台などでは一般的なフレッシュジュースとして親しまれているが、スイカはカリウムなどのミネラル分が豊富で、βカロテンやリコピンなども含んでいることから、美容意識の高い海外セレブの間でココナッツウォーターに続くビューティードリンクとして注目されている。日本国内でもローソンをはじめ取り扱い店舗が増加し、一般層にも認知が拡大。中でも、タイ発のトロピカルドリンクブランド「CHABAA」による「CHABAA 果汁100% ウォーターメロンジュース」(税別138円)の売れ行きが好調だ。

 「CHABAA 果汁100% ウォーターメロンジュース」は、国内の販売元であるHARUNAがCHABAA社に依頼して開発した日本オリジナル商品。砂糖や着色料、香料は使われておらず、タイ産のスイカの果汁をそのまま活かしたさっぱりとした甘みが味わえる。スイカの果汁が噴出したインパクトのあるパッケージデザインもSNSでは話題になっているようだ。
 ローソンでは、昨年5月からナチュラルローソンのみで同商品を販売していたが、今年5月に全国の店舗(沖縄県を除く)で取り扱いを開始したところ、ローソン全店のチルド飲料新商品の初週平均販売数の約3倍を売り上げたという。予想を上回る売れ行きから一時販売を休止。7月30日に販売を再開し、一部店舗では複数の売場を設けている。人気を受けて、秋冬シーズンも取り扱いを継続する。

 HARUNAでは昨年5月に発売以降、品薄状態が続いているといい、今夏は市場に多く出回っている180mlサイズの販売数が前年比400%を達成した。広報担当者は「日本のスイカジュースは低果汁で砂糖や香料が使用されたものが多かったため、"スイカそのものを飲んでいるような味わい"が高い評価を頂けたのではないか」と人気の背景を分析。この反響を踏まえ、今夏は購入者から要望が多かった1リットルサイズや、黄色スイカを使った数量限定商品「イエローウォーターメロンジュース」などラインナップを拡充しており、スイカジュースの累計販売本数は昨年の7倍程度を見込んでいるという。