クエンティン・タランティーノ監督の新作映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の本編映像が公開された。
公開された映像は、ブラッド・ピット演じるクリフ・ブースと、クリフの愛犬ブランディがトレーラーハウスで過ごすシーンにフォーカスしたもの。クリフがブランディに「鼻鳴らした? 鼻鳴らしたらメシ抜き」と忠告する姿をはじめ、クリフが煙草を吸いながら夕食を作る様子、皿に大量のドッグフードが載せられる場面、ブランディが尻尾を振る様子などが映し出されている。なお、ブランディは優秀な演技をした犬に贈られる『カンヌ国際映画祭』パルムドッグ賞を受賞している。
本日8月30日から公開されている『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、1969年のロサンゼルスを舞台に、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を描く作品。タランティーノは製作、脚本、監督を務めており、脚本の執筆には約5年を費やしたという。ハリウッドで栄光を取り戻そうとする落ち目のテレビ俳優リック・ダルトン役をレオナルド・ディカプリオ、長年ダルトンのスタントマンを務めているクリフ・ブース役をブラッド・ピット、当時人気の新人女優だったシャロン・テート役をマーゴット・ロビーが演じる。