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【物流・倉庫業界】労働時間の満足度が高い企業1位は三菱倉庫「中堅職員や永年勤続職員に対するリフレッシュ休暇制度も充実」

2019年08月30日 07:10  キャリコネニュース

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企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は7月26日、「物流・倉庫業界の労働時間の満足度が高い企業ランキング」を発表した。小売業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「労働時間の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

1位は「三菱倉庫」で、労働時間の満足度評価は5点中3.53。2位以降、「日本郵便」(3.45)、「ディー・エイチ・エル・ジャパン」(3.23)、「三井倉庫」(3.14)、「佐川グローバルロジスティクス」(3.00)、「郵船ロジスティクス」(2.91)、「日立物流」(2.84)、「住友倉庫」(2.71)、「センコー」(2.69)、「佐川急便」(2.65)、「日本通運」(2.65)と続く。

1位三菱倉庫「中堅職員や永年勤続職員に対するリフレッシュ休暇制度も充実」

1位の三菱倉庫に関しては、

「(勤務時間・残業時間・勤務制度について)労働基準法等の関係法令どおりに支給、対応されており、特に不都合な点はありません。(福利厚生について)中堅職員や永年勤続職員に対するリフレッシュ休暇制度も充実。また、前々年度の有給休暇の残日数は、通常の場合では削除されるところですが、長期傷病の場合に当該日数分について消化できる制度があります」(管理部門/50代男性/年収883万円/2017年度)

といった声が寄せられている。三菱倉庫は1887年に創業した老舗で、国内で初めてトランクルームサービスを開始した会社としても有名だ。倉庫業を中心に、港湾運送事業、国際輸送事業、不動産事業などを展開している。2019年3月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は約810万円と高水準。

年に1回の「自己申告制度」で自身のキャリアに関して希望を出すことができるほか、海外で働くチャンスも。物流現場での研修はもちろん、外国語講習や海外業務研修、若年職員海外派遣プログラムもあり、成長できる環境が整えられている。

社員の健康を保つための取り組みとしては、「健康づくりセミナー」を実施。食生活指導や実際に体を動かすプログラムなどを行っている。また、メンタルヘルスケアを推進しており、長時間労働者に対する産業医による面接指導なども徹底している。

2017年度の実績では、月の平均所定外労働時間は24時間、平均有給休暇取得日数は12日。

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「倉庫」「陸運」「海運」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。