映画『ジョーカー』の予告編とポスタービジュアルが公開された。
『バットマン』シリーズに登場するヴィランであるジョーカー。10月4日から日米同時公開となる『ジョーカー』では、「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、都会で大道芸人として暮らしていた孤独な男アーサー・フレックが、やがて狂気的な悪の存在・ジョーカーに変貌していく様を描く。
ポスタービジュアルには「本当の悪は笑顔の中にある」というコピーと共に、ホアキン・フェニックス演じるジョーカーの姿が写し出されている。
予告編では、バスの車内でアーサーが子供を笑わせるシーンや、ロバート・デ・ニーロ演じるトーク番組の司会者マーレイが「誰もがコメディアンになれる日が来た」という言葉と共にアーサーを紹介する場面、アーサーが自ら施すピエロメイクと共にジョーカーへと変貌を遂げていく様子などが確認できる。
同作に出演しているブライアン・タイリー・ヘンリーは「本作はジョーカーがかつて、いかに“幸せな人間”だったかが語られるところから始まります」とコメント。またトッド・フィリップス監督は「ロバート(・デ・ニーロ)が、脚本をものすごく気に入ってくれたんだ」と述べている。
なお同作は現在開催中の『第76回ベネチア国際映画祭』コンペティション部門に出品されている。