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オコンがルノーと複数年契約、2020年にF1復帰へ。ヒュルケンベルグは3年で離脱

2019年08月29日 22:21  AUTOSPORT web

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エステバン・オコンとルノーF1のノンエグゼクティブディレクター、アラン・プロスト
メルセデスの育成ドライバーで今年同チームのリザーブドライバーを務めているエステバン・オコンが、2020年、ルノーF1チームに加入し、F1復帰を果たすことが発表された。チームメイトはダニエル・リカルドで、2017年からルノーで走るニコ・ヒュルケンベルグは今季末で離脱することが決まった。

 フランス出身22歳のオコンは、2014年にヨーロピアンF3選手権、2015年にはGP3でタイトルを獲得。ルノーのリザーブドライバーを経て、2016年ベルギーGPでマノーからF1デビュー、翌年フォース・インディアに移籍し、2年間を戦った。その間の最高位は5位、2018年ベルギーでは予選3番手を獲得し、高い評価を得ている。しかし、フォース・インディアのチームオーナーが変更したこと、契約する見通しだったルノーがリカルドを選んだことなどから、2019年はレギュラーシートを失った。

 メルセデスは2020年のルイス・ハミルトンのチームメイトとしてオコンの起用を検討したものの、ベルギーGP直前の8月29日、バルテリ・ボッタスの残留を発表。その少し後にルノーはオコンと複数年契約を結んだことを明らかにした。

 ルノーはヒュルケンベルグが2019年末でチームを離れることも発表、チーム代表シリル・アビテブールは「ニコがこの3年にわたり、チームの前進のために力を尽くし、大きな貢献をしてくれたことに感謝したい」とコメントした。

 ヒュルケンベルグの移籍先は現時点では明らかになっていないが、候補のひとつはハースであると考えられている。