au・テルルMotoUPレーシングは、現在、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦している羽田太河がCEVレプソル(スペイン選手権)Moto2ヨーロッパ選手権の2019年シーズン後半戦3戦に参戦することを発表した。
羽田は山梨県生まれの21歳。2014年からアジアロードレース選手権を主戦場とし、2015年に当時の最高峰SS600クラスにステップアップ。4シーズンを戦い、2017年にはランキング3位でシーズンを終えた。2019年は戦いの舞台を日本に移し、秋吉耕佑が率いるau・テルルMotoUPレーシングからJSB1000クラスに参戦している。
そんな羽田がMotoGPの登竜門とも言われているCEVレプソルの後半戦に参戦。クラスはMoto2で、所属するチームは現在ランキングトップにつけるエドガー・ポンスを擁するBAIKO RACING TEAMだ。マシンはカレックス、エンジンはホンダという組み合わせになるという。
羽田がエントリーする大会は9月29日のヘレス、10月13日アルバセテ、11月10日のバレンシアとなる。
「チャンピオンシップをリードしているチームからの参戦なので、とにかく結果にこだわりたいと思っています」と羽田。
「チームメイトは、グランプリを経験している方なので、多くの事を学び、レーシングライダーとして、さらに成長できるように全力を尽くします」
なお羽田は、JSB1000クラスにも引き続き参戦するとのことだ。