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エリクソンがアルファロメオF1に召集されベルギーGPへ。インディカー・ポートランド戦の代役はデイリーに

2019年08月29日 19:31  AUTOSPORT web

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開幕戦のオーストラリアGPでもアルファロメオ・レーシングに帯同していたマーカス・エリクソン
アルファロメオ・レーシングのリザーブドライバーを務めながら、インディカー・シリーズにアロウ・シュミット・ピーターソンからフル参戦しているマーカス・エリクソンが、アルファロメオF1からの呼び出しで今週末のインディカー・ポートランド戦を欠場。代役はコナー・デイリーが務める。

 2014年にケータハムからF1デビューしたエリクソン。2015年からはザウバーでF1を戦っていたが、2018年いっぱいでシートを喪失。アルファロメオ・レーシングへと変わるチームでサードドライバーを務めながら、2019年からはアロウ・シュミット・ピーターソン・モータスポーツからインディカーに参戦していた。

 デトロイト戦では初表彰台を獲得するなど、ルーキーながらインディカーで速さを見せていたエリクソン。インディカーは残り2戦となり、今週末はポートランド戦が行われるが、エリクソンが向かった先は、ベルギーのスパだった。

 アロウ・シュミット・ピーターソン・モータースポーツは、「アルファロメオ・レーシングからのリクエストを受け、マーカス・エリクソンは今週末F1ベルギーグランプリで仕事をすることになる。マーカスの代わりには、コナー・デイリーが今週末のポートランド・グランプリで7号車のドライバーを務める」と声明を発表。


 代わりとなるデイリーは、今シーズン3チーム目だ。アンドレッティ・オートスポートからインディ500に参戦したデイリーは、オーバル戦への出場を止めたマックス・チルトンの代わりにカーリンから4戦に出場。前戦のゲートウェイでは6位フィニッシュを果たしていた。

「ここに居たいし、勝利のためにもっと戦い」とレース後に語っていたデイリー。今度はアロウ・シュミット・ピーターソンからポートランド戦に挑むこととなった。

 アルファロメオF1に召集がかかったエリクソンは、自身のTwitterでも「アルファロメオ・レーシングからのリクエストに応じて、今週末はチームと一緒にベルギーのスパにいる。ポートランドでのインディカーレースが恋しいね。アロウ・シュミット・ピーターソン・モータースポーツとコナー・デイリーが最高の週末になることを願っているよ」と投稿している。

 アルファロメオ・レーシングからエリクソンを召集した理由は発表されていない。