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ドゥカティが2020年SBKのライダーラインアップを発表。レディングが新加入しパニガーレV4 Rでタイトル目指す

2019年08月29日 19:31  AUTOSPORT web

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2019年BSBに参戦するスコット・レディング(Be Wiser Ducati)
8月28日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するAruba.it レーシング-ドゥカティが2020年シーズンのライダーラインアップを発表した。2018年までMotoGPに参戦し、今季ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)に参戦しているスコット・レディングが新たに加入し、チャズ・デイビスは継続参戦する。

 レディングは2014~2018年にMotoGPクラス参戦経験を持つイギリス人ライダー。今季はBSBでBe Wiser Ducatiから参戦しドゥカティ パニガーレV4 Rを駆っている。第8戦を終えた時点で、17レース中6勝を飾り、ランキング2位につけている。そんなレディングが2020年にAruba.it レーシング-ドゥカティからSBKに参戦する。

 チームメイトには、第9戦アメリカのレース2で優勝を飾り、現在ランキング7位につけているデイビスが継続起用される。デイビスは7年連続SBKにドゥカティから参戦することとなる。マシンには2019年から投入された、V型4気筒エンジンを搭載したパニガーレV4 Rが継続して使用される。

 この発表により、今年から同チームに所属し、開幕戦から11連勝、第9戦アメリカまで25レース中14勝を獲得する活躍を見せているアルバロ・バウティスタは1シーズン限りでチームを離脱することが明らかとなっている。

 レディングはSBK参戦に向けて「Aruba.it レーシング-ドゥカティに加わることができてとても嬉しいよ。チャンピオン獲得を目指して戦えるチームに加入することは長く望んでいたし、僕にとって本当に良い機会だ。今はBSBに集中しなければならないし、Be Wiser Ducatiでタイトルを獲り世界選手権に戻りたいんだ。この夢を実現させてくれたすべての方に感謝しているし、ファクトリー仕様のパニガーレV4 RでSBKを走ることを待ちきれないよ」とコメントいている。