F1は、29日、2020年の暫定カレンダーを発表、予想されていたとおり、来シーズンは史上最多22戦を開催する予定であることを明らかにした。
今回発表されたカレンダー案は10月4日のFIA世界モータースポーツ評議会会合で承認を受ける必要がある。なお、イタリアGPに関しては、まだ契約が結ばれておらず、正式な契約締結が条件であるとの但し書きが付されている。
すでに発表されているとおり、来年は新たにベトナムGPとオランダGPが開催される。一方、今回発表されたカレンダー案からはドイツGPが消滅しており、その結果、合計22戦開催となることが確認された。
サマーブレイク前にF1は各チームに対し、史上最多の22戦開催にカレンダーを拡大することについて意見を聞き、合意を得たと報じられていた。
ベトナムGPは第3戦として4月5日に、オランダGPは第5戦として5月3日に組み込まれている。他に主な変更としては、アゼルバイジャンが4月末から6月上旬に移動、アメリカとメキシコが入れ替わった。
日本GPは10月11日開催の第18戦で掲載されている。
2019年より1戦多い22戦を3月15日から11月29日に配置した関係で、2週連続開催は7回となっている。
■2020年F1世界選手権暫定カレンダー(2019年8月29日発表)
Round日程グランプリ13月15日オーストラリアGP23月22日バーレーンGP34月 5日ベトナムGP44月19日中国GP55月 3日オランダGP65月10日スペインGP75月24日モナコGP86月 7日アゼルバイジャンGP96月14日カナダGP106月28日フランスGP117月 5日オーストリアGP127月19日イギリスGP138月 2日ハンガリーGP148月30日ベルギーGP159月 6日イタリアGP(契約締結を条件とする)169月20日シンガポールGP179月27日ロシアGP1810月11日日本GP1910月25日アメリカGP2011月 1日メキシコGP2111月15日ブラジルGP2211月29日アブダビGP