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社会人の3割「残業ができなくなり収入が減った」 一緒に働くと夏バテが悪化しそうな人は「人の悪口を言ってばかりの人」

2019年08月29日 14:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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養命酒製造は8月28日、「ビジネスパーソンの『夏バテ』と『胃腸不調』に関する調査2019」の結果を発表した。調査は今年7月にネット上で実施し、20~59歳のビジネスパーソン1000人から回答を得た。

夏バテを感じている人は57.6%。性年代別にみると、30代女性(66.4%)が最も割合が高くなった。また、恋愛に疲れ、恋愛に対するモチベーションが低下している"恋愛バテ"は26.5%、SNSでいいねをもらうために頑張りすぎて疲れた"SNSバテ"は19.3%となった。

女性の半数は「気分で態度が変わる人」で夏バテ悪化

働き方改革でどのような影響が出ているかを聞いた。「残業ができなくなり収入が減った」が最多で31.2%。次いで「仕事量は減らないのに残業を減らせと言われている」(29.4%)、「残業できない部下・後輩の分まで仕事をしている」(21.6%)、「残業ができないので昼食時間を削って仕事している」(19.9%)、「残業ができないので仕事を持ち帰っている」(13.4%)と続く。

また「胃腸に不安を感じている」(38.5%)と回答した人は、「残業ができないので仕事を持ち帰っている」が67.2%で、不安を感じていない人(34.1%)を大きく上回った。ほかの項目も、不安を感じている人のほうが高い割合となった。

一緒に働くと夏バテの症状が悪化してしまうと思う人1位は「人の悪口を言ってばかりの人」(43.8%)。2位以降、「常に上から目線な人」(42%)、「常に否定的な人」(38.5%)、「愚痴ってばかりの人」(37.9%)、「気分で態度が変わる人」(36.5%)と続く。

特に女性は「気分で態度が変わる人」が48.6%と、男性(24.4%)と比べて24.2ポイント高くなった。女性の2人に1人は、態度がコロコロ変わる気分屋と一緒に働くと疲れを感じるようだ。

胃腸不調になりそうな帰省先での出来事、男性「嫁姑の喧嘩が発生する」

食欲不振になってしまうと思う職場の出来事を聞くと、1位は「嫌いな人が上司になる」(38.0%)。以降、「上司の指示がコロコロ変わる」(31.5%)、「他人のミスが自分のせいにされる」(27.5%)、「行きたくない部署に配置転換になる」(22.6%)、「ミスをしてクライアントが大激怒する」(22.2%)となった。

男女別にみると、女性は「上司の指示がコロコロ変わる」(男性23.8%、女性39.2%)や、「他人のミスが自分のせいにされる」(男性18.2%、女性36.8%)、「行きたくない部署に配置転換になる」(男性15.0%、女性30.2%)で男性を15ポイント以上上回っている。

また、胃腸不調になりそうなお盆での帰省先の出来事を聞いた。男性は「嫁姑の喧嘩が発生する」(11.8%)、「食べきれない量のごはんが出てくる」(11.2%)、「配偶者の態度が激変する」(9.4%)が上位3つ。

女性は「食べきれない量のごはんが出てくる」(14.6%)、「配偶者の態度が激変する」(14%)、「親・義理の親に家計や子育てについて口出しされる」(13.6%)が入った。